共働き家庭にとって、長期休みの子どもの過ごし方は悩みの種。1ヵ月以上もある夏休みを有意義に、親子で楽しく気持ちよく過ごすために、各家庭では試行錯誤をしているところでは。“学童保育頼り”の家庭も多い中、お昼ごはん問題に加えて、共働き家庭の新たな悩みも? 通勤あり夫婦の小1の夏休みはどう過ごしているのか、聞いた。
【小1の夏休み】お昼問題だけじゃない、頼みの綱の学童も朝の「送り」が出勤に影響?
2023-08-10 eltha
集団登校のない夏休み、学童への送迎で仕事に支障が?
小学生(6歳)と保育園児(5歳)を育てる、あめのさん(@amenonoouchi)。8月に入り、夏休み前半を終え「親子共に生活のリズムの変化にずいぶん慣れてきました」と話す。そして「とにかく給食のありがたみを感じています(笑)」と、小学生を育てるどのお母さんさんも直面する「お昼ごはん問題」も肌で感じているようだ。
あめのさんは、夫婦ともにメインは車や電車通勤で、リモートワークとバランスをとりながら子育てをしている。初体験の小学校の夏休みに「大変というよりは、実際のところどうなるのかが一番不安です」と話していた。
あめのさんは、夫婦ともにメインは車や電車通勤で、リモートワークとバランスをとりながら子育てをしている。初体験の小学校の夏休みに「大変というよりは、実際のところどうなるのかが一番不安です」と話していた。
「リモートの日は私が息子を送迎、夫は娘を送迎という流れをとっています。私がリモートにできない日は、夫が先に保育園に娘を送り、次に学童に息子を送ったのち出勤。ですが、位置的に行ったり来たりになって時間がかかってしまうのがちょっと非効率だと感じています」
お昼ごはんと併せて、送迎問題も夏休みならではの親御さんの大きな悩みといえそうだ。
初めての夏休み、友達が少なく…「学童に行きたくない!」 頭抱えた共働き夫婦
この1学期で息子さんの成長を感じたことを聞いてみると、「集団生活の中で『誰かを手助けする』姿勢がすごく育っていて、家でもお手伝いをしてくれることが増えました」と、あめのさん。初めてだらけの小学校生活が慣れてきたことはもちろん、学童やスポ少でたくさんの人と関わることで得た成長も実感できたようだ。
息子さんが学校や学童に「行きたくない!」と言った時は、仕事の調整が付くか付かないか、夫婦で頭を悩ませたという。あめのさんが仕事量をセーブしたり、夫婦の家事分担をその都度話し合うことで、息子さんのメンタルケアと仕事の調整を乗り切った。
そんな苦労もあり、自分のやりたいことが最優先だったマイペースな息子さんが、小学校生活を通じ、少しずつ気持ちの切り替えも早くなっていると感じている。
「家族で一番乗り切った!と思えるのは、『学童に行きたくない!』とよく言っていた息子の気持ちをなるべく受け止めて、1学期無事に通ってもらえたことかなと…。そこまで到達するのに、様々な調整やメンタルケアを夫婦で頑張ったというのも、私の中では印象的でした」
■あめのさん Instagram @amenonoouchi