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【整形美女】3回二重整形した加藤由起さんが“一重に戻した”ワケ「他人の価値観で自分を傷つけていたのが本当に馬鹿らしくなった」

2023-09-11 eltha

「一重の時代を私がつくる」をモットーに、TikTokやYouTubeで自身の整形体験やメイク術などを配信している美容系インフルエンサーの加藤由起さん。もともとは一重がコンプレックスだったという彼女は、中学時代に二重整形しましたが、その数年後に一重に戻すことに。なぜ、コンプレックスだった一重に戻したのか。そこには、容姿へのコンプレックスに悩むつらさを知っているからこそ、「一重もかわいいんだよ」と伝えていきたい想いがあるといいます。

【整形美女】加藤由起さんのビフォーアフター

  • 一重を顔面コンプレックスに感じていた当時の由起さん
  • 一重を顔面コンプレックスに感じていた当時の由起さん
  • 2回目の埋没手術を失敗したという中学時代の由起さん
  • 3回目埋没整形を失敗したという高校時代の由起さん
  • 顔面コンプレックスを抱えていたという高校時代の由起さん
  • 顔面コンプレックスを抱えていたという高校時代の由起さん
  • 大学入学当時の由起さん
  • 大学入学当時の由起さん
  • 日々自分の顔に点数をつけていたという大学生時代
  • 「ブスを売りにして出場した」自信のなかったモデルコンテスト時代の由起さん

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「お前、目ちっさ!」いじられキャラとして必死に明るく振る舞っていた学生時代 家では鏡の前で大号泣

――「一重の時代を私がつくる」というTikTokの投稿には、「一重で悩んでたから、少し自信ついた」「周りの流行りに流されず自分を貫いてるのかっこいい」などさまざまなコメントが寄せられていました。

加藤由起一重も二重もそれぞれ違って美しいはずなのに、日本は小さな美の価値観だけで「一重は劣っている」という考え方になる。私もそうでしたが、それを学校とかで言われると、小さい頃はその箱の中の世界が全てだからすごく傷ついて、二重こそが正義と考えだすのです。だから、そういう価値観を小さな世界で作っちゃった子に、「一重もかわいいんだよ」って教えてあげたい。そのきっかけになれたらすごくうれしいです。

――中学生の頃に二重整形をしたそうですが、そもそも整形をしようと思ったきっかけは?

加藤由起昔からずっといじられキャラだったこともあり、よく顔のこともいじられていました。小学校時代から、二重の子に「由起っていつも眠そうだね」とか「やっぱり二重がいいよね」などと言われたりして。そういうなかで育ったので「一重はダメなんだ」と思うようになっちゃったんです。

 中学に行ったら、今度は男子に「お前の目、ちっさ」とか「ファニーフェイス」などと言われるように。学校では明るく振る舞っていたけど、家ではつらくてずっと鏡を見て泣いたりしていました。ある時、そんな姿を親に見られてしまって「そんなにつらいならコンプレックスは除去しよう」って言われたんです。それがきっかけでした。
――二重にしたときの周りの反応はどんな感じでしたか?

加藤由起それでも「なんか二重になってんじゃん」って馬鹿にされましたね。二重にしても結局みんなにいじられるし笑われているし、そこまでかわいくなれてないと思えて、結局コンプレックスのままでした。

――そのような思いを抱えながら、過ごされていたのですね。

加藤由起そうですね。高校時代も三枚目キャラだったこともあり、友達は多かったのですが、友達と話していても「私のことブスだと思っているんだろうな」ということばかり気になって、あまりうまく笑えていないような感じでした。みんなからはそうは見えていないと思うんですけど、自信はありませんでした。

 今思うと当時の自分は笑われて当然の顔だと思っていて、人に自分の容姿を馬鹿にされることを許していました。「自分の容姿について人からとやかく言われるのはおかしいこと」だと知らなかったんです。

留学先での体験で容姿への価値観に変化「なんであんなに自分で自分をいじめていたんだろう、と思えた」

――そこから一重に戻したそうですが、それはなぜですか?

加藤由起二重埋没を3回して、まぶたがぼよんぼよんになったにもかかわらず、つけまつ毛や濃い化粧をしていたから、まぶたがすごく垂れ下がっちゃったんです。それで病院に行ったら、「眼瞼下垂というまぶたの病気です」と。「治すには、一重か二重、どっちにしますか?」と言われたんです。

――それは究極の選択ですね。

加藤由起「医療的には二重が楽です。長期的にもいいですよ」と二重のほうをすすめられたのですが、私は一重をお願いしました。 手術当日にもお医者さんに「本当に一重でいいの?」と聞かれたのが印象的です。一重を希望する人はいないらしく、かなり驚かれました。
――コンプレックスだった一重に戻そうと思ったのは、どういった想いがあったのでしょうか?

加藤由起留学が大きかったです。留学先のアメリカでは、自分の容姿を「私って太っているわ」なんて言うと、めっちゃ怒られるんです。「あなたはそんなことない。素敵だから」と。人の容姿についてからかったり馬鹿にしたりする人は白い目で見られる。さまざまな国籍や生まれの方が多いので、違っていることが当たり前で、違っているほうがいい!みたいな、同じであることに対して魅力を感じてない人たちの集まりでした。

 あるとき、昔の私の写真を見せたら、「すごいかわいいじゃん」って言われました。二重の外国人は多いから、一重の人がすごく魅力的みたい。彼らと一緒に過ごしているうちに、“二重は正義”みたいな日本の小さな世界の美の価値観、そういう他人の価値観で自分を傷つけていたことが本当に馬鹿らしくなっちゃったんです。あとは、自己肯定感の高い子と親友になったことも一つあります。彼女から「自分を一番愛する」価値観を学び、自分でも取り入れるようになりました。
 そういったことを経て、あらためて小さいころの自分の写真を見返した時、「すごくかわいいのに、なんであんなに自分で自分をいじめていたんだろう」と思えて。今度は自分自身をちゃんと愛せるから、一重の自分としてやり直したいと思ったんです

――実際に一重に戻されて、ご自身としてはどう感じましたか?

加藤由起元の自分に戻れてうれしかったし、今もすごく気に入っています。クールなメイクなどを練習するのも楽しいし、何より自分がこんなに強くなって戻って来られたことがすごくうれしいです。「人は変われる」と証明できた気がします。

――二重に整形したときと一重に整形したときでは、ご自身のコンプレックスやルッキズムへの考え方にどんな変化がありましたか?

加藤由起二重に整形したときは、見た目を変えて自信を持とうとか周りに認めてもらいたい気持ちが大きく、顔面コンプレックスだらけでしたが、一重に戻した今は、本当に自分を心から愛せるようになれたので、これからはこの顔で生きていこうと思っています。もう顔にコンプレックスはないですね。

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