ホーム ダイエット・ボディケア > 実はNG? ダイエット中の“チートデー”、専門家が教える減量中のストレス解消法

実はNG? ダイエット中の“チートデー”、専門家が教える減量中のストレス解消法

2023-10-05 eltha

 ダイエット中は多くの人がストレスを感じるもの。そんな時の打開策として、近年では“チートデー”を取り入れる人もいます。“チートデー”とは、ダイエット中でもカロリーを気にせず好きなものを好きなだけ食べる日を指しますが、ダイエットカウンセラーのおにゃさんは、そんな“チートデー”を「心にも体にもよくない」と指摘します。

「体重が思うように減らない」「食欲が爆発しそう」そんな時は…

「たまにハメを外す“チートデー”はすすめません。ダイエットは食習慣を整えるのも目的です。ハメを外して食べ過ぎる・飲みすぎる日をつくるのは、習慣の面からも、体にも悪い影響が。新たなストレスを生み、結果、心にもよくないのでおすすめしません」

 ダイエッターに向け、そう自著『たんタンダイエット』(扶桑社)でアドバイスするおにゃさん。それでは、体重が思うように減らない、無性にイライラする、食欲が爆発しそう…そんな時はどのようにそれば良いのでしょうか。
 独自のダイエットメソッドで自身とご主人がともに10キロ以上の減量に成功し、現在は、個人カウンセリングや講座を通じて、40〜60代女性のダイエットをサポートしているおにゃさんは、これまでの経験から、ダイエット中の乗り越え方4つを提案しています。

▼ダイエットに挫折しそうな時の対処法
対処法1温かい飲み物をゆっくり飲む
「温まると、単純に人はホッとします。これはあなどれない力をもちます。ペットボトルの白湯でもお茶でも、コーヒーでもOKですよ」

対処法2いつもの倍、よくかむ
「ストレスがたまると早食べになる人、多いんです。いつもより多めにかむことで心がゆるみ、食事をしっかり楽しめるように」

対処法3ゆっくり入浴し、早めに寝る
「イライラしているときは、好きな入浴剤でのんびり入浴し、早めに寝るのがいちばん!睡眠時間が短くなると体も心も疲れやすくなり、よけいにイライラします。寝れば疲れが取れてすっきり!」

対処法4「今日できたこと」を書き出して自分をホメてあげる
「できないことより、できたこと!家事でも仕事でも、今日やったことをスマホのメモ機能やノートに書きだして、「できたこと」をリストアップ。弱ったときほど、いい面を振り返り、自分で自分をホメてあげましょう」

「停滞期はみんな来るし、1〜2週間やせないなんて、普通のこと」

 カウンセリング客からも「たまにチートデーしたほうがいいんじゃないですか」と聞かれることもあると明かすおにゃさん。そんな時にも「焦らなくて大丈夫」と声をかけるそう。

「停滞期はみんな来るし、1〜2週間やせないなんて、普通のこと。私の提案している“たんタンダイエット”は、3食とること、毎食タンパク質を“手のひら”大、朝昼は雑穀などの色つき炭水化物を100gくらい摂取するのがポイントです。この方法で、『焦らず、普通に食べてればやせられるから、このままでいいですよ』とお伝えすると、皆さん安心して普段の食生活に戻り、その後、すとんとやせていきます。一瞬のチートでストレス解消になったとしても、普通に体重は増えて、さらなるストレスになるだけです」

 これまであらゆるダイエットを試しても効果がない、または、その度にリバウンドを繰り返している…そんな人は、ダイエットの方法と“チートデー”について、一度振り返ってみてはいかがでしょうか。
おにゃ

監修者 おにゃ

ダイエットカウンセラー、食べ痩せ専門家、料理研究家。ブログに掲載したレシピが「簡単でつくりやすい」と評判になり、雑誌、書籍、テレビ、企業のレシピ開発を行う。また個人カウンセリングにもとづいたダイエットサポートサービスや講座を開催。40〜60代女性が次々と10kg以上やせし、「サプリなし、運動なしでやせ体質になれる」と話題に。

Facebook

関連リンク

あなたにおすすめの記事

おすすめコンテンツ


P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ