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2014/09/30

セキララ調査&分析Vol.3 「横顔美人」の決め手は歯並びでした

日本人に多いと言われている、口元が前に出た“モンキーフェイス”な横顔シルエット。実は、歯並びが関係している可能性が高いんだとか。横顔についての意識調査で明らかになった女性たちの悩みと、横顔美人になるための解決策を大特集!!

みんなの顔立ちコンプレックス 意識調査

10人に9人が、横顔に自信がない!

Q.自分の横顔で気に入らないパーツは?(複数回答) 鼻 49.1%、顎 32.8%、頬 27.3%、口 23.1%

 自分の顔のチャームポイントや、嫌いなところを把握している人でも、横顔の見え方にまで意識を向ける人は少ないのではないでしょうか。今回、全国の20〜40代の女性600人を対象に、フェイスラインや顔バランスについての意識調査を行ったところ、隠れていた悩みを垣間見ることができました。

 まず、正面から見た顔の、左右の違いや歪みが気になる?と女性たちに聞いたところ、【気になる】と答えた人は5割以上という結果でした。続いて、横顔に対する自信のほどを聞いてみたところ、【自信がない】人は、なんと9割以上もいることがわかりました。具体的なパーツの悩みでは、【鼻】が49.1%、【顎】が32.8%、【頬】が27.3%、【口】が23.1%と、顔の下半分にコンプレックスが集中しています。

横顔美人の決め手は歯並び

 顔下半分に集中する横顔コンプレックスの解決策として注目したいのが歯並び。歯が見えているときだけでなく、口を閉じているときのシルエットにも影響します。口元が前に出ている“モンキーフェイス”だと、相対的に鼻まで低く見えてしまうことも。歯並びについて聞くと、【歯並びに自信がない】人はなんと全体の70.9%。【歯の並びがガタガタ】(54.4%)、【かみ合わない】(37.9%)、【出っ歯】(17.2%)、【八重歯】(14.1%)などが上位に挙げられました。横顔美人を目指すなら、口元の凹凸を整えることが近道かもしれません。

Q.自分の歯並びに自信がない理由は?(複数回答) 歯の並びがガタガタ 54.4%、上の歯と下の歯がかみ合わない 37.9%、出っ歯 17.2%、八重歯がある 14.1%、口元全体が出ている 5.4%、受け口になっている 4.0%、その他 12.5%

専門家に聞く歯並びと口元&横顔美人の関係

歯並びと口元&横顔美人
藤山 光治 先生 藤山 光治 先生

歯列矯正専門クリニックとして矯正歯科専門医が治療を行う「医療法人ふじやま矯正歯科」院長。
⇒ 公式サイト

●歯並びを整えると、全体の顔立ちも整う
 では、美しい横顔とはどのようなものなのでしょうか? 矯正歯科専門医の藤山光治先生に伺ったところ、「鼻の先端と顎の先端で線を結び、その線上に上下の唇がある状態が、きれいな横顔と言えます」とのこと。さらに、口元が顔全体の印象に与える影響について、「唇を閉じた時に顎の先端にシワができる人は、口元が出ている証拠。怒った表情に見え、誤解を招くことがあるかもしれません」とも。悩みをカバーするための努力がネガティブに伝わってしまうのは悲しすぎます。

●70歳もOK!遅すぎない大人の矯正
 無理なく自然な表情でいるためにも、歯列矯正が有効ということが分かりました。でも矯正というと、子どもの頃に行うイメージが強く、社会に出て今さらと躊躇う人も多いのではないでしょうか。こちらも藤山先生によれば、「大人でも矯正治療は可能です。当院で治療している最高年齢は70歳です」との心強いお言葉。生活習慣やクセなどで、大人になってからも歯並びは比較的簡単に動いてしまいますが、そう考えると歯列矯正がいくつになっても遅すぎない治療法であることも納得できます。

藤山先生に聞く! 歯列矯正最新事情

インビザライン 大人の矯正、やっぱり目立つのはイヤ

 大人でも始められる矯正治療ですが、ワイヤーの目立つ器具には躊躇する人も多いところ。こちらも藤山先生によると、「ワイヤーを歯の裏側につけるリンガル矯正装置や、近年では透明で取り外しが可能なマウスピース型の矯正装置も日本でも広がり始め、審美的な抵抗がなくなってきています」。目立たない矯正器具なら、人前に出る職業の女性でも抵抗なく利用できそうですね。

新しい矯正 マウスピース矯正

 マウスピース矯正は、矯正治療の先進国であるアメリカで人気の治療方法として浸透しています。藤山先生のクリニックでも患者様の70%がマウスピース矯正を選んでいるそうです。「矯正治療は専門性が高く、マウスピース矯正の場合も矯正歯科医の知識・経験により治療結果が大きく変わるので、適切な治療計画を立てられる歯科医院を慎重に選ぶことが、まずは治療への重要な第一歩になると思います」(同)。

歯列矯正で口元&横顔がスッキリ インビザラインBefore After イ歯列矯正で口元&横顔がスッキリ インビザラインBefore After

脱着が簡単でケアもラクチン 食事や歯磨きのしやすさで比較すれば、取り外しが可能なマウスピース矯正は従来型の固定装置よりも便利です。「従来の装置だと15分以上の歯磨きが必要なところ、マウスピース矯正なら、取り外せば普段と同じように歯磨きができるため、虫歯などのリスクが低くなります。ただし、取り外しが可能であるがゆえに、患者様が歯並びを治したいという強い意志を持って適切な装着時間を守ることが必要な治療方法でもあります」(同)。
従来の矯正器具より痛くない  従来のワイヤー矯正装置とマウスピース矯正装置の両方を経験した人の声では、マウスピース矯正の方が「痛くない」と回答する人が多いとのこと。全体の歯を針金でつなげる従来型だと、動かしたい歯以外にも強い力がかかる傾向にある一方で、マウスピース矯正は動かす歯だけにピンポイントで力がかけられるため、痛みが軽減されるそうです。

マウスピース矯正について、詳しくはこちら
【調査概要】
調査名:「フェイスラインに関する意識調査」
調査期間:2014年9月1日(月)〜9月5日(金)
調査地域:全国
調査対象:20〜40代女性計600サンプル
調査方法:オンライン調査
調査方法:オリコン・モニターリサーチ(調査企画:株式会社oricon ME)
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