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雨続きでも大丈夫 部屋干しの洗濯物を素早く乾かすコツ

雨が多い今の時期、困ってしまうのが洗濯物です。雨で外には干せないけれど、子どもがいると洗濯をしないわけにもいきません。部屋干しでも素早く洗濯物を乾かすコツをマスターしておきましょう。


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■洗濯機の脱水時に一手間プラス
最近では、乾燥機能付きの洗濯機の性能もよくなり、梅雨時には活用している人も多いかもしれません。でも、乾燥機能がついていなかったり、乾燥後の衣類のシワが気になる…という場合は、「脱水機能」を上手に利用してみましょう。

洗濯機の自動コースで脱水まで終了したら、もう一度手動で脱水ボタンを。生地によっては注意が必要ですが、脱水を2回行うことで水分をより多く取り除くことができ、乾き上がりまでの時間を短縮することができます。
 
 

■部屋干しよりも“浴室干し”を

雨が続くとどうしても部屋干しになってしまい、家の中が洗濯物だらけで嫌になってしまいますよね。

部屋干しをするときはつい窓枠にかけたくなりますが、実はこれはNG。雨の日の窓際は湿度が高いため洗濯物がなかなか乾かず、さらに窓やカーテンから雑菌が移ってイヤな臭いの原因になることも。

家の中で洗濯物を干すのにおすすめの場所は、部屋の中よりも「お風呂場」です。浴室は湿気が多いイメージがありますが、湿気が多いからこそ、換気扇などで効率よく中を乾燥させる工夫がされています。

浴室の床にグシャグシャにした「新聞紙」を敷いておくと、さらに乾きが早くなりますよ。可能であれば洗濯物を干す30分くらい前から換気扇を回し、扇風機で風を送るようにするとベストです。

■ハンガーへのかけ方にも一工夫

洗濯物を素早く乾かすための基本ワザとして、ハンガーにかけるときに衣類同士の間隔をあけたり、バスタオルなどの大きなものは蛇腹干しをしたり、といった方法がよく知られています。

さらに乾燥時間を短縮させるには、まずハンガーにかける前に、洋服はすべて裏返しに。長袖やフード付きの衣類は、上下をさかさまにして干しましょう。こうすることで、縫い目や袖などの生地が重なった部分にも風があたりやすくなります。

■部屋干しのイヤな臭いを防ぐには?

部屋干しをするときのもう1つの悩みが、生乾きのイヤな臭い。臭いの原因である雑菌の繁殖を防ぐには、「除菌用のアルコールスプレー」を軽く吹きかけるのが効果的です。

洗濯をする際は、洗濯物や洗剤の量を多くしすぎないのも大切なポイントです。一度に洗う洗濯物の量が多すぎると汚れをきちんと落とすことができず、酸化した汚れが臭いのもとに。また、洗剤の量が多くて溶けきらなかった場合、その残りかすが雑菌やカビの原因になってしまいます。

ジメジメした梅雨シーズンは気分も滅入りがちですが、賢い部屋干しワザで、スッキリ気持ちよく過ごしたいですね。
(加藤 朋実)

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