野菜の中でもトップクラスのビタミンC菜の花は野菜の中でもとくに栄養豊富。なかでも
ビタミンCの含有量はトップクラスで、
ホウレンソウの約3倍もあります。ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、免疫力アップを後押ししてくれます。肌や体の調子を崩しやすい季節の変わり目には、嬉しい働きですね。
その他、ベータカロテンの含有量も高いため、
抗酸化作用も期待できるほか、葉酸や鉄分は
貧血防止にも役立ちます。また、ミネラルも豊富で、心機能や筋肉機能を調節するカリウムや
骨を丈夫にするカルシウムなども含まれています。
菜の花の選び方、下ごしらえ、保存方法選び方のポイントは、葉や茎がしおれておらず、茎の切り口がキレイでみずみずしいもの。
花が咲くと味が落ちるので、つぼみのものを選びます。保存の際は濡らしたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫へ。日持ちはつぼみが開くまでの2〜3日です。
食べる時はさっと茹でますが、このとき
塩を入れると発色がよくなります。すぐに食べられない場合は、茹でてから冷凍保存がいいでしょう。菜の花が含むビタミンCは水溶性なので茹ですぎには注意します。