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その靴が足をダメにする?! アラフォーからの正しい靴の選び方


ハイヒールを履くなら、必ず「アキレス腱」のストレッチを!
さらに、桑原先生は続けます。

「アキレス腱が伸びないことは、短趾屈筋(足指を曲げる筋肉)に負担がかかることにもなります。足の指で地面をつかもうと頑張るのです。

すると、ハンマートゥマレットトゥクロートゥなど、指が変更してしまう病気になることも。ハイヒールを履く人で、変形はしていないけれど指の動きがなんだか悪いと感じたら、一度診察を受けたほうがいいでしょうね」


ここで、桑原先生の考える、健康な足を保つ「理想の靴の条件」を紹介します。

▼靴自体に安定性がある
 靴と地面の接地面積が広く、靴底が固いもの。
▼かかとと靴が一体化する
 「靴はかかとで履く」もの。かかとが深くしっかり作られていること。
▼足と接する面積が広い
 特に、足の甲を覆う面積が多いほど安定しやすい。
▼アーチをきちんとサポートしてくれる
 内側、外側、横の3つのアーチを支えて衝撃を吸収すること。
▼足が曲がってよい場所で靴も曲がる
 曲がってよいのは指のつけ根だけ。他では曲がらない。
▼つま先に1cm〜1.5cmの余裕があること
 そしてそれ以上、つま先が前にすべってしまわないこと

これらをすべて満たす靴は、限りなくスニーカーに近いものになってしまいます。オシャレを考えるとそうもいきませんね。靴を購入する際、ひとつでも多く上の条件に当てはまることを目標にしましょう。

それでもやっぱりヒールの高い靴を履きたい人、履かなければならない人もいるでしょう。そんな人は、以前にも桑原先生が紹介されたアキレス腱ストレッチが必須。毎晩これをやるだけで、トラブル予防につながります。

【アキレス腱ストレッチ】


1) 両腕を真っすぐに伸ばし、壁に両手をつけます。

2) 伸ばしたいほうの足を後ろに引き、前の膝をゆっくり曲げていきます。つま先は斜めにしたりせず、壁に対して垂直に。かかとは必ず床につけておきます。

3) アキレス腱が突っ張る程度の状態で、ゆっくり気持ちよく伸ばします。20秒ほど動かずに。反動をつけずに行うのがポイントです。

4) 反対側の足も同じようにストレッチします。

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