■前回のあらすじ
子どもの成績自慢ばかりする秀子が実名で成績表をSNSにアップしているのを目にした春子は…。
「子どもの成績表をSNSにアップしているママがいるらしい」「ありえないよね」と、ヒソヒソ話が聞こえてくる保護者会。そんな空気を、担任教師の言葉が一変させました。
どうしてバレたんだろう…。そう思っていると、いつも仲良くしていたママ友たちが駆け寄ってきたのです。
たしかに秀子さんのアカウントは実名だったし、投稿写真には、学校名と名前が書かれた部分も写っていました。それだけでなく、塾名や小学四年生などとハッシュタグを付けていたため、すぐにバレてしまったようです。
それ以来、秀子さんは子どもの写真や成績などをSNSにアップすることはなくなりました。とはいえ実際に会うと、相変わらず秀子さんのプチ自慢に付き合わされる日々。そこで私は…。
実はこの頃、息子から「もう自分のことを話題にしないで」と言われていました。その事実に秀子さんはハッとしたようで、これを機にプチ自慢も減り、少しずつ子どもの話題以外も増えていっていったのです。
秀子さんにとってはちょっぴり厳しい“子どもの本音”だったかもしれませんが、「また自慢…?」とモヤモヤすることが減ったことにホッとしています。
※この漫画は実話をべースにしたフィクションです
原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・タキノユキ
(ウーマンエキサイト編集部)