■前回のあらすじ
予定より早めの入院が決まった菜摘。これ以上ストレスを溜めないように、義姉に産院を知らせないよう根回しをして、ついに出産! 喜びもつかの間、産後は痛みや怒涛のタスクとの戦いが待っていたのでした。
まだまだ術後の傷が痛むものの、休み休み赤ちゃんのお世話に奮闘していた産後2日目。
ちょうど夫がお見舞いにきていたとき、私の入院先を知らないはずの義姉から驚きのメッセージが…!
私はまだ点滴も取れておらずフラフラの状態でしたが、10分だけという約束で会うことにしました。
義姉の口から出た「死んじゃうこともあるでしょ?」という言葉に込められた悪意…。
産後で余裕のない私の心身に、その言葉はグサリと突き刺さり、もはや何も言えなくなってしまいました。
「義姉はわざわざ産院を突き止めてまで、こんな言葉をぶつけにきたのだろうか…だから会いたくなかったのに…!」
そう思うと悔しくて悲しくて、その晩は柄にもなくメソメソと泣き明かしてしまいました。
※この漫画は実話を元に編集しています
(高尾)