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「負けないでね」乳児院を去った日 唯一覚えている大切な言葉【わたしは赤ちゃんポストで産まれた子 Vol.6】

わたしは、赤ちゃんポストで産まれた…。

産まれてすぐ赤ちゃんポストに投函された女の子。名前がなかった彼女は、当時の熊本市長によってステキな名前を付けてもらう。2歳になるまで乳児院で暮らし、好奇心旺盛な女の子に育つが…。

自身の幼少期を、現在高校生のみかんさんが漫画化。自らの実体験を知ってもらうことで、望まない妊娠や子どもの社会問題を世の中に伝えたい。少しでも出産する母親や赤ちゃんにとってやさしい世界になってほしい…。そんなみかんさんの願いが伝わってくる物語。赤ちゃんポストの現状や存在意義、養護施設や里親制度などで子どもたちが直面するトラブルについても考えさせられる…!

※この作品は、実体験を漫画化した作者みかんさんの許可を得た上で掲載しています
■前回のあらすじ
名前がなかったみかんは、当時の熊本市長によってステキな名前を付けてもらう。2歳半まで過ごした乳児院の記憶はほとんどないが、先生によると食いしん坊で虫や植物が好きな好奇心旺盛な子だったらしい。

■乳児院を去る日


■先生の言葉が忘れられない

乳児院でのことは、ほとんど記憶がないみかんさん。

しかし、ひとつだけ猛烈に覚えているのが、乳児院を出て行く日、先生から掛けてもらった言葉だった。

「人の何倍、何十倍もつらいことがあるかもしれない…。けれどみかんちゃんなら必ず人一倍幸せになることができるから。負けないでね」

2歳半でも、先生が心から自分のことを考えて掛けてくれた言葉だと、理解したのではないでしょうか…。


(みかん)

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