この漫画は書籍『夫がわたしを忘れる日まで』(著:吉田いらこ)の内容から一部を掲載しています(全19話)。
■これまでのあらすじ
アルツハイマー型の若年性認知症と診断された夫の翔太。医師の説明では、いずれ症状が進行すると、人を認識できなくなって家族の顔もわからなくなる…。それを聞いた翔太と彩はショックを受け、先の見えない状態に不安が募ります。また、治療法は確立されておらず、完治の難しい病気とのこと。しかし薬物療法やリハビリを行うことで症状の進行を遅らせることはできる可能性があるようでした。症状の進行速度も個人差があり、これから翔太にどんな症状が出るのかどうなっていくのかもわからないが、翔太の異変の原因がわかって彩は少し安心したのでした。
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無邪気にはしゃぐ陽翔や笑顔の両親を見ると、今日病院で診断されたことが堪える翔太。肩を落とす翔太に彩は、「前向きに考えて行こうと思っている」と告げるのでした。
「全てが悪い方向に向かうとも決まっていないなら、いいことが起こると思いたい」と言い、スッキリした様子の彩。それに対して、翔太はそうは思っておらず…。彩のように前向きな気持ちにはなれないのでした。
『夫がわたしを忘れる日まで』著:吉田いらこ(KADOKAWA)
「夫がわたしを忘れる日まで」はこちら
愛する人がどんな姿になっても愛することはできると結婚するときに誓った彩。しかし突然、45歳の夫・翔太が「若年性認知症」と診断されたのでした。幸せな生活が一変し、病状のせいで別人のようになっていく夫。若年性認知症の夫と向かった3年間を描いたお話です。
(ウーマンエキサイト編集部)