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「つまらない男」なのに関係を続けるのはなぜ? 元同僚の心の闇【半分夫 Vol.94】

■これまでのあらすじ
妊娠をきっかけに結婚した主人公・マチ子とブン太。生活における負担をきっちり半分にしたいブン太は、マチ子のつわりが始まるとさらにエスカレートします。子どもが生まれてしばらく経った頃、ブン太の裏切りが発覚。その相手は元同僚のミナミで、マチ子は証拠を集めてミナミを呼び出します。ミナミはブン太との裏切りを認めましたが、慰謝料の金額には納得がいかない様子でした。裏切りの証拠となる会話を録音し、確実な証拠を手にしたマチ子は、ミナミの家庭を壊さないことを条件に慰謝料を支払うよう要求しました。さらに、今まで見下していたマチ子が今では同じ会社で正社員として働き、自分より立ち位置が良いことを知ったミナミは泣き出してしまいます。なぜ相手がブン太だったのかを問うと、ミナミは「ブン太はいつも割り勘で、口を開けばマチ子の話ばかりで、つまらない男だ」と語ります。それなのになぜ関係を続けるのかとマチ子が尋ねると…。

■ブン太は心の拠り所?


■ミナミのことを受け入れるブン太


■バレたときに失うものを考えても関係をやめられず…

ミナミはブン太のことを「つまらない男」だと言いながらも、関係を続けていたのは自分の話や悩みを聞いてくれるからだと話します。

「半分」に異常にこだわるブン太となぜそういう関係になるのか理解に苦しむマチ子でしたが、義母や夫とうまくいっていないミナミは、話を聞いてくれるブン太が心の拠り所だったのだそう。

だからといってミナミの行動は、決して許されることではありません。

「子どものことを思ったら踏み止まれなかったのか?」マチ子が尋ねると、ミナミは「まだ小さいから大丈夫だと思った」と答えました。

ブン太といい、ミナミといい、子どもを傷つけていることには変わりがないのに、バレなければいいというその思考回路に、マチ子は全く共感できないのでした。


(ツムママ)

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