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どうせなら気づかせないでほしかった…証拠はなくてもピンと来る女の勘【離婚には反対です Vol.5】

■これまでのあらすじ
豪汰は仕事を終え家に帰る途中で、家庭教師のアルバイトで教え子だった亜美と14年ぶりに再会し、二人きりで飲みに行ってしまう。帰宅した豪汰は、妻の置き手紙を見てようやくその日が10年目の結婚記念日だったことに気づき「どおりで抱く気も失せるわけだ…」と悪びれる様子もなく本音をつぶやく。後日、亜美から届いたメールの内容に顔を赤らめる豪汰。一方、景子は豪汰と共通の友人・美咲と会っていた。互いの近況について話しあっていると、景子は最近の豪汰の優しさが以前と違うことについて話し始めたのだった。





相手に対して罪悪感があると優しくなってしまうもの、と話す美咲。

ギャンブルにはまっているわけでも、変な投資話に手を出してしまったわけでもないとしたら、やっぱり怪しいのは…。

景子が豪汰の裏切りに気がついてしまった、そのきっかけとは何だったのでしょうか?


(紙屋束実)

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