■これまでのあらすじ
結婚3年目を迎える主人公・由衣。夫・隆司の幼馴染である愛華は由衣のことを敵対視していて、隆司の帰省中にある作戦に出ました。隆司にお酒を飲ませて眠らせ、まるで関係をもったかのような状況を作り上げたのです。後日妊娠したと聞かされ動揺する隆司でしたが、怪しんだ由衣が愛華の行動を監視。すると隆司の父と付き合っていることが発覚したのです。数年前から父の裏切りに気付いていた母は離婚を宣言。それからそれぞれ新しい生活を送っていましたが、父が突然夫婦のもとを訪れたかと思ったら愛華の束縛から助けて欲しいと言うのです。すぐさま父を追いかけてきては騒ぐ愛華に耐え兼ねた由衣はついにブチギレ。由衣の言葉にさすがに反省したのか2人は帰っていきました。平穏な日常が戻ってきた1年後、母のもとに愛華から一通のメッセージが。そこには謝罪と「会いたい」と書かれていました。悪意は感じないと愛華に会うことを決めた母でしたが…。
■もし母に何かあったら!心配になった由衣は…■母が愛華との連絡手段を絶たなかった理由母にもしものことがあったらいけないと、由衣も一緒に同行することにしました。
由衣にはひとつ気になっていたことが。愛華と父にあれだけの裏切りを受けて、一切の連絡手段を絶ってもおかしくないくらいなのに、なぜ連絡がとれる状況にしていたのか?
母に尋ねてみると、その理由は父親に何かあった時に隆司が後悔しないように、という母の思いやりでした。
母の優しさにほっこりしながら愛華のもとへ。すると、1年ぶりに再会した愛華は見違えるほどふくよかになっていたのでした…!
(とりまる、ねこぽちゃ)