ダイエット中は体を冷やさず温めることが大切です。そんな時に役立つ献立が
「鍋料理」です!
残暑が厳しく、秋なのに冷たいものが食べたくなるほどの暑さ…しかしそんなときほど「鍋」の出番です。身体を温め野菜をたっぷり摂取できる鍋はダイエット中は一石二鳥の献立なんですよ。
そこで今回は、低カロリー高タンパクの食材を組み合わせた
トータルで500kcal以下の健康的な「ダイエット鍋の献立」をご紹介します。
ヘルシー食材同士を組み合わせる中にもピリ辛仕立ての韓国風やナンプラーを効かせたエスニック風にするなど、飽きずに食べられるものばかり。栄養豊富で低カロリーの献立でストレスフリーなダイエット生活を送りましょう!
・「ダイエット鍋」のポイント
鍋は、野菜も多くとれ、油も少ないため、ダイエット向きの献立です。定番の味に少し変化をつけたアレンジ鍋で、ヘルシーな鍋をいろいろ楽しみましょう。
【味付けの工夫】食材は同じでもキムチを入れた「韓国風」やナンプラーを入れて「エスニック風」、トマト缶で「洋風鍋」など
味付けを変えて楽しみましょう。
【食材の工夫】「ブリ」をしゃぶしゃぶにしたり「鮭」を加えた鍋にしたり、肉だけでなく
「魚」を有効に使いましょう。
【キノコたっぷり】ヘルシーでいいダシが出る
「キノコ類」をたっぷり加えて「かさ増し」が◎
■あったか酒粕鍋の献立【1人分484kcalの献立】
体を内側から温める発酵食品の「酒粕」を使った鍋は、豚もも肉にホウレン草やニンジン、白菜など具沢山。ヘルシーに仕上げるため、みその量は控えめにしていますが、酒粕のコクでおいしく食べられます。副菜には食物繊維豊富なレンコンとコンニャクを合わせたキンピラをチョイス。体の中から美しくなれる鍋の献立です。
■鶏ささ身とアサリのベトナム風鍋の献立【1人分496kcalの献立】
アサリのだしが効いたヘルシー鍋はナンプラー入りでベトナム風の味です。〆のうどんを食べてもトータル500kcal以下なんて嬉しい限り! 副菜のボチャのサラダはクルミ入りで香ばしい!
■こちらもオススメ!500kcal以下の麺類の献立:5選・あっさりスンドゥブチゲの献立
【1人分480kclの献立】
むずかしいこと抜き!キムチとコチュジャンで簡単な味付けで作れる「スンドゥブチゲ」です。辛さは一味唐辛子で調節してください。ゴマ油は最後に香りづけで入れるだけにすれば使う量を減らせます。
・ブリのみぞれ鍋献立
【1人分466kclの献立】
悪玉コレステロールを下げるDHA、EPAが豊富なブリに消化を助ける大根おろしを乗せたヘルシー鍋。照り焼き用のブリの切り身を使う場合は、薄切りにし、骨を取るようにしてください。副菜はオリーブオイルで炒めたコンニャクをチョイス。しっかり噛んで食べてくださいね。
・簡単ダイエット鍋の献立
【1人分183kclの献立】
タジン鍋があればぜひ作って欲しいダイエット鍋。ギュッと凝縮された野菜のうま味に驚かされます。ささ身とキュウリを梅で和えたさっぱりした副菜でヘルシーに。
・ヘルシー!白菜の洋風トマト鍋の献立
【1人分313kclの献立】
トマト缶で作る洋風鍋は、白菜や小松菜、ゴボウなど栄養価の高い野菜をたっぷり入れてくださいね。キノコのマリネ風サラダは日持ちするので作り置きしておくと便利です。フランスパンを添えるか、〆はカッペリーニがオススメです。
・キノコ鍋の献立
【1人分195kclの献立】
マイタケ、シメジ、エリンギなどのキノコをたっぷり入れた鍋。鶏のだしが染みておいしい! 副菜はカルシウム豊富な小松菜の中華和えをチョイス。ニンジンも入れて彩りよく仕上げてください。鍋の締めはうどんがオススメ。(うどんはひと玉約180kcalです)
野菜を切って入れるだけで作れ、エアコンで冷えた体を内側から温めてくれるため暑い季節にもオススメの献立です。ナンプラーを使ったエスニックやトマト味の洋風など、飽きずに食べられるものばかり。ダイエット中、何を作ろうか迷った時の参考にしてくださいね。
(豊島早苗)