白米やラーメンと違って、パスタを食べるときはワインが無性に飲みたくなりませんか? そう、パスタはワインと一緒にいただくと、
いつもより風味が豊かになるんです。そこで今回は、ワインに合う!
大人向けパスタのレシピ【3選】をご紹介します。
いずれもE・レシピ内で評価が高いレシピです。「パスタ×ワイン」のマリアージュをぜひお楽しみください。
■ワインはパスタのソースに近い色に合わせて選ぶと◎イタリア料理の代表格「パスタ」はワインのつまみになる特別なものです。イタリアでは古くから、パスタはワインと一緒に味わってきました。
パスタの味を決める大きな要素はソースなので、合わせるワインはソースのタイプによって考えましょう。
分かりやすい選び方は、
パスタのソースの色に近いワインを選ぶこと。オイル系やクリーム系は白ワイン、トマト系やラグーソース系は赤ワインなどです。
これを意識するだけで、ワインと料理がお互いの風味を引き立て合う「マリアージュ」が生まれます。パスタとワインをマッチングさせて、おうちごはんを優雅に盛り上げましょう。
【大葉が味の決め手】3種のキノコの和風スパゲティーバター香る!3種のキノコの和風スパゲティー【材料】(4人分)スパゲティー 320g
塩 32g
ベーコン 2~3枚
エノキ 小 1袋
マイタケ 1/2パック
シイタケ 4~6枚
ニンニク 2片
塩コショウ 少々
バター 20g
しょうゆ 大さじ 2
大葉 10枚
小ネギ(細ネギ) 2~3本
刻みのり 適量
オリーブ油 大さじ 3
【下準備】1、ベーコンは1cm幅に切る。
2、シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。
3、エノキは袋ごと根元を切り落とし、流水を袋に入れながら袋ごともむように洗い、水気をきって3等分の長さに切り、根元を食べやすい束にさばく。
4、マイタケは石づきを切り落とし、小房に分ける。
5、生シイタケは石づきを切り落として汚れを拭き取り、軸は斜め切りに、笠は薄切りにする。
6、ニンニクは縦半分に切って芽を取り除き、薄切りにする。
7、大葉は軸を切り落として縦半分に切り、更に細切りにして水に放ち、水気を絞る。
8、細ネギは根元を切り落とし、3cmの長さに切る。
【作り方】1、たっぷりの熱湯を沸かし、パスタの10%重量の塩を加える。パスタを袋記載の指示より少し短かめにゆで始める。
2、その間にフライパンにオリーブ油、ニンニクを入れ、弱めの中火にかけ、香りがたてばベーコンを加え炒める。
3、シメジ、エノキ、マイタケ、生シイタケを加え、塩コショウをして、全体にしんなりするまで炒めあわせる。
4、ゆでたてのパスタを加えてサッと炒め合わせ、バター、しょうゆを加え、更に炒めあわせる。
5、器に盛り付け、大葉、細ネギ、刻みのりをかける。
【このレシピのポイント・コツ】パスタはなんといっても、ゆでたての『アルデンテ』が美味しいポイント。パスタのゆで上がりを見計らって具を炒められれば完璧!
キノコの風味や存在感を思う存分、堪能したいのならコレ! バターしょうゆの香りに食欲をそそる和風パスタです。「和風パスタにワインは合うの?」と思うかもしれませんが、仕上げに刻み海苔や大葉など散らすことで味わいが増し、すっきりとした白ワインとよく合うんです。ぜひお試しを。
【酸味と旨味がバランスが絶妙】牛肉のサワークリームパスタサワークリームを活用!簡単牛肉のパスタ【材料】(4人分)スパゲティー 280~320g
塩 28~32g
牛肉(薄切り) 200g
<調味料>
酒 大さじ 1
砂糖 小さじ 2
しょうゆ 大さじ 1.5
塩コショウ 少々
ゴマ油 小さじ 1
玉ネギ 1/2個
マッシュルーム 1パック
サラダ油 大さじ 1
<合わせクリーム>
サワークリーム 100g
マヨネーズ 大さじ 3
レモン汁 小さじ 1
塩コショウ 少々
【下準備】1、牛肉は幅3cmに切って、合わせた<調味料>と混ぜ合わせる。
2、玉ネギは縦薄切りにする。
3、マッシュルームは固く絞ったぬれ布巾で汚れを拭き取り、縦薄切りにする。
4、<合わせクリーム>の材料を混ぜ合わせる。
【作り方】1、スパゲティはたっぷりの熱湯に塩を入れ、指定時間より1分短めにゆでてザルに上げ、ゆで汁をきる。
2、フライパンにサラダ油を入れて強火にかけ、牛肉を炒める。牛肉の色が変わったら玉ネギ、マッシュルームを加え、玉ネギがしんなりしてきたら<合わせクリーム>を加えて煮立て、塩コショウで味を調える。
3、ゆで上がったスパゲティを加えて和え、器に盛り分ける。
爽やかな酸味とコクがおいしい「サワークリーム」は、パスタでも大活躍! 牛肉の旨味とサワークリームの酸味が絶妙で、見た目以上にあっさりと食べられます。サワークリームの酸味に合わせて、あえて酸味が感じられる赤ワインを合わせたり、爽やかなスパークリングワインと一緒に味わったりするのがおすすめです。
【濃厚クリーミー】カキのクリームパスタカキのクリームパスタ【材料】(2人分)スパゲティー 180~200g
塩 18~20g
生カキ(加熱用) 150g
シメジ 1/2袋
春菊(菊菜) 1/2~1束
バター 20g
小麦粉 大さじ 1.5
生クリーム 100ml
牛乳 120~130ml
塩コショウ 少々
【下準備】1、生カキはザルに入れて分量外の塩水で振り洗いし、そっと水気を拭き取り、分量外の小麦粉を薄くまぶす。
カキは身が柔らかいので、ザルでやさしく振り洗いして下さい。
2、シメジは石づきを切り落とし、小房に分ける。春菊は葉を摘み取り、食べやすい長さに切る。
【作り方】1、スパゲティーはたっぷりの分量外の熱湯2000mlに塩を入れ、指定時間通りにゆでてザルに上げ、ゆで汁をきる。
2、フライパンにバター10gを入れて弱めの中火にかけ、バターが溶けたら生カキを加えてカリッと焼き、いったん取り出す。
3、残りのバターを入れてシメジを炒め合わせ、さらに小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒め合わせる。
4、牛乳と生クリームを合わせ、それを(3)へ少しずつ加えながら混ぜ、トロミがついたら春菊を加えて塩コショウで味を調える。
5、ゆで上がったスパゲティー、(2)の生カキを加えて混ぜ合わせ、器に盛る。
【このレシピのポイント・コツ】トロミは牛乳の量を変えることで調節できます。様子をみながら増減してくださいね。
カキの旨味が溶け出たクリームソースは極上の味。カキは小麦粉をまぶしてから焼き、旨味を閉じ込めましょう。牛乳だけでなく生クリームを使うことで、より濃厚な味わいに。春菊のほろ苦さがいいアクセントとなり、キリッとした辛口の白ワインと好相性です。
■パスタとワインで食卓を華やかにパスタは手軽にパパッと作れて、おうちごはんの強い味方。サラダやワインを添えれば、食卓が一気に華やかに! さらに積極的に旬の食材を取り入れることで、満足度が増します。
今回ご紹介したレシピは、
いずれもワインに合い、おもてなしにも喜ばれる絶品レシピです。家族や友人とおいしいパスタとワインで乾杯し、素敵なおうち時間を過ごしてくださいね。
(川原あやか)