※このお話は作者リコロコさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
アケミの家の近所にある新築に引っ越してきたミユキ一家。共通点が多いミユキとは仲良くなれそうだと感じていたアケミですが、次第に気がかりなことが増えていきます。ある日、ミユキの娘・ユメノの身体に多くのアザがあるのを目にしたアケミは、心配になりミユキに直接尋ねました。するとミユキから「娘はアザができやすい病気だ」と説明されます。一方で、アケミの夫は、ミユキの夫の言動に違和感を抱き始めます。夫からその話を聞いたアケミは、もしかするとミユキの夫はユメノの本当の父親ではないのかもしれない…と考えるようになるのでした。
■ご近所さんのことは気になるけど…

■上のお子さんは…どこ?

■おかしいよ…

ミユキの夫は、ユメノの本当のパパではないかもしれない、とアケミは考えているようですが、憶測にすぎません。
とはいえ、ミユキとミユキの子どもたちに何かあってからでは遅い…と考え、いつなにがあってもいいように心構えはしていました。
そんなある日、見かけたミユキ一家のなかに、ユメノの姿はありませんでした。
なぜユメノがいないのか…。ユメノ不在で楽しそうに過ごす3人の姿を見たアケミは、また違和感を感じ始めるのでした。
(リコロコ)