※このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
ペキ子は妊娠すると、「完璧な母親になるために」つわりが来ない対策や安産になる方法を実践し、夫の優一にも強要させるようになる。そんな妻の変化に最初は悩むも、優一が根拠のハッキリしないものは否定することが本当の愛情だと気づいたことで、夫婦の関係も安定。しかし出産すると、ペキ子が自分の信じた方法で安産になったと言い張り、自分は正しいという自信を持ってしまう。さらに1年後、ペキ子は優一から何か提案されると速攻で却下。「不満なら離婚する?」と脅していて…。
■バカな提案なのか!?

■まだ1歳なのに…!?

■親なら期待して当然?

「離婚」というワードが出てきたことにうろたえる優一。それに対し「私に1000万円貯金あるの忘れた?」とペキ子。そ、そうでした…!
それでも負けじと、母親にも子どもにも、父親と息抜きは必要だよね…!? そう訴える優一ですが、ペキ子は大きなため息をつき、娘の時間をムダにしないでほしいと答えるのでした。
どうやら娘を難関大学に入れたいと思っているらしいペキ子。
「親なら子どもに期待して当然でしょ?」と言いますが、期待するのが愛? それとも、期待しないのが愛なのでしょうか。
※実話をベースとしたフィクションです。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(ツムママ)