■夏休みが終わり、友達と再会したら……このマンガは、作者のちょん。さんが高校生の頃に体験した実話です。ちょん。さんは、同じ学校に通うあおさんと、違う学校に通うゆうさんと、学校帰りによく遊んでいました。




夏休みに入り、彼氏と海に遊びに行ったゆうさん。ジェットスキーで楽しんだ帰りに、黄色い「立入禁止」のテープが巻かれて、パトカーが止まっているところを見つけました。


何かがあったんだなと思いつつ、ゆうさんは翌日からのバイト三昧を憂いて、彼氏に軽い気持ちで「死にたい〜」と愚痴ります。その後冗談を言い合いながら、ゆうさんと彼氏はパトカーが止まっている現場を通り過ぎました。しかし……

夏休みが終わり、久しぶりに再会した3人。「ゆう、痩せたんじゃない?」と盛り上がるちょん。さんとゆうさんですが、あおさんの様子がおかしく……。



■自分と友達の間に「いる」何かの正体とは「それ、どうしたの!?」とあおさんに聞かれたゆうさんは、「虫でも付いてる?」と制服を確認します。ところが、あおさんが指摘したのは虫ではありませんでした。

ゆうさんは冗談だと思いましたが、かなり霊感のあるあおさんは気になっている様子。「あおんち行こ!」という提案により、3人はあおさんの家に向かいました。



出迎えてくれたあおさんのお母さんは、あおさんよりも霊感がありました。2人に霊が憑いていると指摘されたゆうさんは、認めざるを得なくなりました。
ちょん。さんたちは、あおさんの家で話をすることになりました。ゆうさんが「今もついてきてます?」とあおさんのお母さんに尋ねると、ちょん。さんとゆうさんの間にいるとのこと。




すぐに離れていくタイプの霊だと思うと指摘した、あおさんのお母さん。ゆうさんは、お清めの塩を使って除霊していくことになりました。これで一件落着かと思いきや……。
■「え?そこにいるの……?」と背筋が凍ったーこのマンガはフィクションが多めとのことですが、実話の部分はどのぐらい残っていますか?50%は実話かなとおもいます!
ーちょん。さんは、自分のドッペルゲンガーらしき存在の目撃情報を聞いたことはありますか?わたしはまだないです。
ーあおさんが、ゆうさんに女の子が憑いていると指摘したとき、ちょん。さんはどう思いましたか?え?そこにいるの……?と背筋が凍りました。
ー後半にかけて、どんどんと怖さが増していく作品です。ちょん。さんはこの体験を経たことで、何か変わったことはありますか?見えない世界って本当にあるんだなと感じました!そして、わたしも霊感のあるあおと一緒にいることで、自分自身も見えない世界が少し見えるようになってしまいました。
ーこの心霊体験を通じて、ちょん。さんが読者に伝えたいことを教えて下さい。見えない世界はほんとにあるようです。
怖い経験もしましたが、逆にご先祖様たちのようなみえないけど私たちを守ってくれている存在だと改めて感じたので、日々感謝して過ごしていただけたらご先祖様も喜ぶんじゃないかなと思います^^
■すぐに離れていくタイプの霊だったはずが……あおさんのお母さんから貰ったお清めの塩を使って、除霊することにしたゆうさん。しかし、この心霊現象はこれでは終わりませんでした。
この後、ゆうさんに身に起きた出来事は、周囲の人を巻き込んで、どんどん大きくなっていきます。すぐに離れていくはずだった霊はどうなったのか、このマンガのタイトル『友達のドッペルゲンガー』が意味することは何なのか。
作者のちょん。さんが実際に体験した心霊現象の結末まで、ぜひチェックしてみてください。
友達のドッペルゲンガー 1話目を見る
(ねむみえり)