懐かしの「水玉柄急須&湯のみ」がポップなデザインに
2013-12-08 11:00 eltha
佐賀県嬉野市吉田地区で焼かれている肥前吉田焼。水玉柄の食器は高度成長期の1965年頃に数多く生産された。一つひとつ手掘りで水玉柄を仕上げているため手間がかかるほか、時代の変化もあり次第に生産量は減少。現在では副千製陶所だけが手がけているという。
そんな水玉茶器に注目したのが、全国の文化や素材、技術を活かしたプロダクトデザインを手がけるCOS KYOTO社。昭和レトロブームで“懐かしアイテム”のニーズが高まっていることもあり、副千製陶所と共に現代風にアレンジした新商品を開発した。
見た目の雰囲気は変わらないものの、水玉の配置を変更して青色部分からのはみ出しを作ったほか、地色の割合も変更してポップな印象に。また、従来は難しかった朱色の焼成を成功させ、青と朱の対なるカラーバリエーションで結婚祝いなどのギフト需要にも対応している。
同商品の価格は湯のみが税込1260円、急須は同2980円。急須と湯のみ2客を揃えた同5250円のセットも展開。