衣替え時こそ断捨離のチャンス! いまどきリユース文化を活用
2016-09-29 12:35 eltha
一過性のブームではなく、美しく軽やかに暮らすライフスタイル習慣として定着してきている断捨離やミニマムライフ。とはいえ、“最低限のもので暮らす”のはなかなか難しいもので、物欲に負けて「ワンシーズンしか着ない服」や「使うかどうかも分からないアイテム」が家の中に散らばってしまうことも…。そんな人はアイテム類を見直す衣替え時期が断捨離のチャンス。まだ使えるのに捨てるのはもったいないという場合は、リユースマーケットを上手に活用して。
断捨離でお馴染みなのが、ブックオフコーポレーションやトレジャー・ファクトリー社などが運営するリサイクルショップへの持ち込みや、インターネットオークションや、『メルカリ』(メルカリ社・無料)をはじめとしたフリマアプリ。これら「売る段捨離」はお小遣い稼ぎになることもあって根強い人気があり、ブランド品やレアアイテムなどは大きなお金を手にできる場合も…。
一方、微々たるお小遣いよりも人生のプラスになるものを…という考え方の人たちに人気なのが「ファッション・スワップ」。その名の通り“洋服の交換会”のことで、アメリカでは2005年より大規模イベントが行われているほか、イギリスではブランドごとのファッション・スワップ会が実施されるなど、欧米ではすでに浸透しているリユース文化だとか。
日本でも各地で開催されることが増えていて、イベント内容はフリーマーケットのような形態のものから、飲食も含めたパーティ形式のものまで実にさまざま。また、ファッションアイテムに限らず、さまざまなアイテムを無料交換できる『Clip』(ドリコム社・無料)という物々交換アプリも登場。同アプリで特徴的なのは「交換する」「借りる」「ゆずる」といったやりとりを、チャット形式で行えること。物々交換を通して似たような趣味の仲間と出会うことができる点も魅力だそう。
ただモノがなくなっていくだけでは不安になることもあるけれど、スワップは古いものを捨て新しいものを得る楽しさがあるほか、金銭のやりとりが発生しない気軽さも魅力的。アプリを通して新しい友人を得たり、物々交換会の名の下にホームパーティを開催して楽しく過ごす…といった新しいコミュニケーションツールになるかも。