“引退から一年”浅田真央が初のフォトエッセイ 本人の印税は全額寄附へ
2018-03-08 06:00 eltha
現役引退直後の半年間は、スケートに別れを告げる決意を固めたものの、目標が見つからず、人知れず悩み苦しんだ浅田。同書には、そんな心にぽっかり穴が空いた時期を乗り越え、大好きなスケートともう一度向き合う覚悟を決めた現在の心境について、自分の言葉でありのままにまっすぐ書きつづった。
人生のターニングポイントを迎えた浅田を撮影したのは、写真家・川島小鳥氏。2015年の春、被災地を巡る旅の途中、東京電力福島第一原発事故によって避難指示区域に指定されていた福島県川俣町山木屋を訪れた浅田が、今回3年ぶりに同地区を再訪。当時は閉鎖されていた天然スケート場「田んぼリンク」、再建工事中の山木屋小中学校の雪上で晴れやかな表情などをキャッチした。
福島のほか、浅田が大好きな地元・名古屋での撮影を敢行し、幼い頃から通い詰める「名古屋スポーツリンク」や「大須商店街」でも撮影し、愛犬・エアロとの貴重なお散歩シーンの収録も予定している。
なお、今回の浅田の印税は全額、東日本大震災で被災した子どもたちを支援している『Support Our Kids』に寄付される。