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竹内結子が女シャーロックに挑戦 「挑んだ私を、ほめてもらいたい」

『ミス・シャーロック』で主人公の女シャーロックを演じる竹内結子

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『ミス・シャーロック』で主人公の女シャーロックを演じる竹内結子
 全世界の映画・ドラマ史上、もっとも多く映像化されているキャラクターとして、ギネスブックにも認定されているシャーロック・ホームズとジョン・ワトソン。もしふたりが、現代の東京にいたら? そしてふたりとも女性だったら? そんな新解釈で捉えた全く新しいミステリー・ドラマ『ミス・シャーロック』で、女優・竹内結子が、容姿端麗・頭脳明晰な主人公シャーロックを演じる。キャリアを重ねるごとに輝きを放つ彼女に、同作の魅力と美しさを保つ秘訣をきいた。

■これほど世界中で知られた作品、誰がやっても文句をいわれるであろうシャーロックに「挑んだ私を、ほめてもらいたい(笑)」

――まず最初に、シャーロック役をオファーされたときのお気持ちから教えていただけますか?

 探偵ものは昔から好きだったので、純粋に「おもしろそう。やってみたい」と思いましたね。物語の舞台を現代の東京に置き換えて、なおかつ女性同士のコンビの話にすることで、どんなふうに変わるのか、日本らしさがどう描かれるのか、すごく楽しみでした。今となっては、誰がやっても文句を言われるであろう、この(全く新しい)シャーロックという題材に挑んだ私を、ほめてもらいたい気分です(笑)。

――シャーロックという女性には、どんな印象をもたれましたか?

 台本を読んだときは、ひとりで完結している人というか。小澤征悦さんが演じるお兄さん以外、誰も必要としていないし、自分の何かを他人に委ねることもない。ちょっと変わった人だなと思ったんです。それが、相棒の和都さん(貫地谷しほり)を通すと、誰かをものすごく欲してる、孤独で寂しがり屋な面が見えてくるんですよね。
 そんなシャーロックを演じるにあたってまず考えたのは、探偵というより、「シャーロックという“変な生き物”になれたらいいな」ということ。彼女が謎を解いたり、事件を解決しようとするのは、正義感ではなく、ただの好奇心なので、そういうところを重視しようと思いました。

■これまでにない周囲を振り回す役 最後まで自分のものじゃないような感触も

――実際にシャーロックを演じてみて、難しかったのはどんなところですか?

 シャーロックは自分の世界に没頭すると、まるでロボットのように、ものすごい早口で喋るんです。そのときの、周りの人を受け入れない感じを出すのが難しかったですね。
 どちらかといえば私は、人を振り回すより(他の方の)お芝居を受けてリアクションを返す役柄のほうが多かったので、戸惑いもありました。最初のうちは、和都さんが「なぜそういう言い方しかできないの?」ってリアクションを返してくる事で「私、けっこうひどいこと言ってるんだ。なるほど」みたいな感じで探り探り演じてたんですが、他人に対する気遣いというものを振り払うと、こんなに自由なものなのかと。ものすごく自分勝手で、ひどい物言いも、演じていくうち、ちょっとした快感にはなりましたね。

――シャーロックと竹内さんご本人に、重なる部分はあったんでしょうか。

 重ねたくないというのが正直なところなんですが(笑)。好きなものに対しては熱く語るところとか、集中していると人の話を聞いていないところは、私にもあるんじゃないかなと思います。ただ、台本の中から(シャーロックという人物を)読み解くには、謎が多過ぎるんです。そのつかみきれないところも(シャーロックの)魅力なんでしょうけれど、最後の最後まで、鍵がかかったままのお部屋がいっぱいある感じというか、自分のものなのに自分のものじゃないような感触がありましたね。

■美しさを維持する秘訣は緊張感を持ち続けること

――女優として、母として多忙な毎日だと思いますが、仕事とプライベートの両立はどのようにされていますか?

 うーん、両立するためにみんなに助けてもらうってかんじですかね…。朝早いときや帰りが遅いときとか、仕事していると、どうしてもフォローをお願いしなきゃいけない時があるので、そんなときは「遠慮なく人の手を借りよ」って。それで、どうにかこうにかってとこですね(笑)。
 ONとOFFの切り替えはあまり意識してませんが、家に帰ると自然とOFFモードになってるんです。だって、どーーしたって自分の時間だけではないわけですよ(笑)。仕事中は食事をしたり、休憩をするのも自分の仕事に合わせてできますけど、家に帰れば家族の時間に合わせますよね。そうやって誰かの時間に合わせた生活をすることで、勝手にOFFモードに切り替わっています。

――そんな多忙な中でも、美しさにますます磨きがかかって見えますが、何か秘訣はあるんでしょうか。

 仕事柄、いろんな人が塗ったり着せたりしてくれるので(笑)。でも、そう言っていただけるのはやっぱり嬉しいですし、それを維持するには自分に対する緊張感を持ち続けることが大事なんじゃないかなと思っています。

■年を重ねてどんどん自由に、楽になっていくのが楽しみ

――最後に、この先、どんな30代・40代を過ごしたいと思っていらっしゃいますか?

 20代のころは、人の言うことに従うことのほうが多かったけど、30代に入って後輩世代が増えたら、今まで先輩方が私にしてくれたことが見えてくるというか。知らないうちにフォローしてくれてたんだなって、今更ながら先輩方のありがたみを実感しています。そんな諸先輩方から、20代より30代、30代より40代と年を重ねるたび、どんどん自由に、楽になっていくよと伺っているので、それを楽しみにしながら生きていきたいですね。


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