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子供の名前で振り返る「平成30年史」…首位獲得最多は「大翔」と「美咲」の8回

平成30年で1位を獲得した「子供の名前」総合ランキングTOP3

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平成30年で1位を獲得した「子供の名前」総合ランキングTOP3
 新元号の発表が迫り、いよいよ平成も残りわずか。毎年『生まれ年別の名前調査』を行なっている明治安田生命が、平成30年間の子供の名前の変遷を発表した。男の子は【大翔(ヒロト)】、女の子は【美咲(ミサキ)】とそれぞれ1位を8回、平成の中で最も首位獲得数が多い名前となった。その年々で世相や流行が反映された人気の名前と共に、平成30年の歩みを振り返る。

■【平成初期】漢字一文字が人気 男子トップは「翔太」、女の子は「愛」「萌」
 
 元号が改正された平成元年は、新たな時代への希望を込めた名前が数多くランクイン。男の子では【翔平(ショウヘイ)】が7位、女の子は【成美(ナルミ)】が4位など、「平成」にちなんだ名前が人気を呼んだ。

 平成初期(元年〜10年)の総合ランキングは、男の子1位に【翔太(ショウタ)】、2位【拓也(タクヤ)】、3位【健太(ケンタ)・大樹(ダイキ)】。バブル崩壊後は、「大」の字を中心に、「太」「地」「樹」といった力強さを感じる漢字が上位に。さらに、先行きが見えない経済状況の中、「輝」「拓」「翼」「翔」など、未来への希望を感じる感じが人気を呼んだ。平成5年のJリーグ開幕で人気漫画『キャプテン翼』の「翼」、同年ドラマ『あすなろ白書』に出演した木村拓哉の人気による“キムタクブーム”で「拓哉」が平成7年に9位まで上昇するなど、流行も名前に大きく影響。平成8年以降は、「海」「陸」「大地」など、自然を連想させる漢字が人気に。子供の名づけに“ネイチャーブーム”が到来した。

 一方、女の子は1位【美咲(ミサキ)】、2位【愛(アイなど)】、3位【彩(アヤ)、萌(モエ)、明日香(アスカ)】が。漢字一文字の名前が人気で、中でも【愛(アイ)】は8年連続トップと圧倒的な支持を得る。

 また、トレンディードラマの影響で、中山美穂の【美穂(ミホ)】や、鶴田真由の【真由(マユ)】なども人気に。平成2年には秋篠宮文仁親王と紀子さまのご成婚で「紀」にあやかった名前の人気が上昇。翌年10月に誕生された「眞子さまブーム」により、平成4年には「紀」「真」、「子」の字を使用した名前がベスト100に20ランクインした。

■【平成中期】悠仁さまご誕生で「悠」が急上昇 女の子はナチュラル志向に

 平成中期(11年〜20年)の男の子の上位トップ3は【大輝(ダイキなど)・大翔(ヒロトなど)】、【翔(ショウ)】、【駿(シュン)・蓮(レン)・陸(リク)】。平成11年は松坂大輔投手がプロ野球に入団し、【大輔(ダイスケ)】が、前年32位から、4位に急浮上。平成5年には18年振りにリーグ優勝した阪神タイガースの影響で、【虎太郎(コタロウ)】、【優虎(ユウキ)】など、「虎」を使用した名前の人気も上昇した。平成18年には、秋篠宮悠仁さまご誕生で、「悠」の漢字を使用した名前が多く見られるようになった。

 女の子の名前は、【陽菜(ヒナなど)】、【さくら】、【葵(アオイ)・美咲(ミサキ)】がランクイン。花や植物にちなんだ“ナチュラル志向”の名前が人気で、2位の【さくら】の他、【優花(ユウカなど)】や【美咲(ミサキ)】などが上位にランクイン。平成11年には、名前の「子」離れが進む中、松島菜々子の【菜々子(ナナコ)】が6位に入り健闘を見せた。

 21世紀に突入した平成13年には、わが子の輝かしい「未来」への希望を込めて【未来(ミライなど)】が2位に浮上。SMAPの『世界に一つだけの花』が大ヒットした平成15年には、1位の【陽菜(ヒナなど)】や3位の【さくら】をはじめ、8位に【彩花(アヤカ)】、10位に【菜月(ナツキ)】など、自然の草花にちなんだ名前がベスト10に7種もランクインした。

■【平成後期】オリンピックメダリストの名前が人気 女の子はトップ3を「結」が独占

 平成21年以降のランキングは、男の子が【大翔(ヒロト)】、【蓮(レン)】、【悠真(ユウマ)】。平成23年の東日本大震災などの影響もあり、大地に根ざす力強いイメージの「蓮」や「樹」、明るい将来を願う「陽」、「輝」などの漢字が人気に。また平成27年には、ラグビーワルドカップで活躍した五郎丸歩選手の【歩(アユム)】が、前年の256位から33位に大きくジャンプアップ。平成28年のリオオリンピックでは、体操の内村航平選手、テニスで96年ぶりにメダルを獲得した錦織圭選手など、メダリストの名前も人気を呼んだ。

 女の子は、【陽菜(ヒナなど)】、【葵(アオイ)・結菜(ユイナなど)】、【さくら・結愛(ユア)・結衣(ユイ)・結月(ユヅキ)・咲良(サクラなど)・凛(リン)】というランキング。「花」や「植物」にちなんだ名前の人気がさらに上昇した他、人と人との絆をつなぐ「結」という漢字が多く見られるように。平成30年には、1位【結月(ユヅキ)】、2位【結愛(ユア)】、3位【結菜(ユイナなど)】と「結」を使った名前がベスト3を独占。人と人とのつながりを願う想いが強く反映された結果と言えるだろう。

■漢字表記も多様化 時代や流行を反映し変遷する名前

 こうして振り返ると、男の子で平成を通して変わらず人気だったのが「翔」という漢字。「新たな時代で大きく飛翔してほしい」という親の願いもあってか常にベスト3にランクインし続け、平成を代表する名前の漢字となった。

 一方女の子は、可憐でやわらかいイメージのある花や植物にちなんだ名前、人と人との絆を意味する「結」の漢字が人気に。社会における女性の活躍が進む中、華やかさだけではなく、根を張り、花を咲かせ、実を結ぶ力強さも感じさせる名前が上位にランクインした。

 世相や流行を反映し、時代と共に移り変わってきた子供の名前。だが、いつの時代も親が込める想いは変わらない。新時代、どんな名前がランクインするのか、楽しみに待ちたい。


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