健康管理士や野菜ソムリエなどの資格を取得し、現在は美容専門学校で教鞭もとっているタレントの川村ひかるさん。女性向け健康雑誌やセミナーで漬物や発酵食品の魅力を語っているほか、4月末には念願の著書『発酵美人』(幻冬舎刊)も発行。自らの体験を織り交ぜながら健康と美容を理論的に語れる「漬けドル」として注目されています。「ぬか床が愛おしい」という川村さんが、ぬか漬けの魅力や発酵食品の“美人を作るパワー”、手軽にできる漬けレシピを教えてくれました!
「漬けドル」川村ひかるが教える 発酵食品の美人力
2013-05-13 eltha
「グラドル」から「漬けドル」へ… ぬか漬けとの出会い
体調不良に悩んだグラドル時代を経て… ぬか漬けの魅力を再発見
抜群のスタイルで人気を博したグラビアアイドル時代。20代で元気いっぱいのはずが、「東洋医学でいうところの“未病”や“不定愁訴”のような状態」だったという川村さん。
「当時は水着の撮影がとても多かったんですが、グラビア撮影って、朝6時に始まって夕方までかかることもあるんです。でも水着だから、食べたらおなかがポコッとしてしまうので食べられなくて、非常にストレスフルな状態でした。若いのでストレスがたまってお菓子をちょこちょこ食べてしまったり、体重の増減が激しくて、1週間で3キロ痩せなきゃいけないこともあって…。そんな生活が続いていたら、女性疾患である子宮内膜症を患ったり、PMS(月経前症候群)で吐き気が止まらなかったり…元気でスッキリしている日は月に数日、ということも多かったんです」。
20代半ばで受けた健康診断で、生活習慣病予備軍と指摘されてしまい、「自分自身で現状を打破しなきゃいけないと思って」一念発起。アロマテラピーや健康管理士の資格を取得し、食事や栄養、メンタルケアについて学び、理解を深めていきました。ある日、立ち寄ったレストランで自家製のぬか床をわけてもらう機会が! 運命の“ぬか床との出会い”ですが…。
「その時は知識が足りなくてダメにしちゃいましたが、あとから振り返って“漬物を食べている時は調子が良かった”ということに気づいて。それから、ぬか床に向き合うようになったんです」。
「当時は水着の撮影がとても多かったんですが、グラビア撮影って、朝6時に始まって夕方までかかることもあるんです。でも水着だから、食べたらおなかがポコッとしてしまうので食べられなくて、非常にストレスフルな状態でした。若いのでストレスがたまってお菓子をちょこちょこ食べてしまったり、体重の増減が激しくて、1週間で3キロ痩せなきゃいけないこともあって…。そんな生活が続いていたら、女性疾患である子宮内膜症を患ったり、PMS(月経前症候群)で吐き気が止まらなかったり…元気でスッキリしている日は月に数日、ということも多かったんです」。
20代半ばで受けた健康診断で、生活習慣病予備軍と指摘されてしまい、「自分自身で現状を打破しなきゃいけないと思って」一念発起。アロマテラピーや健康管理士の資格を取得し、食事や栄養、メンタルケアについて学び、理解を深めていきました。ある日、立ち寄ったレストランで自家製のぬか床をわけてもらう機会が! 運命の“ぬか床との出会い”ですが…。
「その時は知識が足りなくてダメにしちゃいましたが、あとから振り返って“漬物を食べている時は調子が良かった”ということに気づいて。それから、ぬか床に向き合うようになったんです」。
川村さんが女性たちに“ぬか漬け”をオススメするワケ
そうしてぬか床ライフを始めて約5年。自身の知識と経験から、「生野菜よりぬか漬け」を女性たちにすすめたいと言います。その理由は…。
●失われていく酵素を手軽に摂取できる
「今、アンチエイジングで酵素が注目されていますが、体内で酵素を作る能力は、25歳くらいで衰え始めます。つまり体内酵素を補うためには、体外から積極的に摂るしかないんです。野菜に熱を加えると酵素や繊維質が壊れてしまいますが、発酵食品は体内に手軽に酵素を取り入れられるほか、野菜の栄養素を高めてくれるんです」。
●手軽で安くはじめられる
「酵素のサプリメントやドリンクもありますが、ぬか漬けなら安く作れるし、自分の好みの味にもできます。ちなみに、ぬか床を始めるのに一番簡単なのは、すでに漬けている人から熟成されたぬか床のおすそ分けをしてもらうこと。また、市販されているぬか床もあるので、簡単に始められます」。
なお、川村さんは最近、米ぬかから作るぬか床作りに取り掛かっているそうですが、冬場は発酵までに3ヶ月程度かかるんだそう。室温の高い夏場は1ヶ月程度で発酵し始めるので、これからの季節ははじめやすいかも!
●カロリーが低い
「お酒のおつまみや夜食にはぬか漬けが一番です。ヘルシーにと思って生野菜を食べても、サラダにかけられているドレッシングやバーニャカウダのソースも意外と高カロリーなんです。でも、漬物はローカロリーな上に、油と一緒にとらないと吸収されにくい野菜の栄養素も酵素の働きでとりやすくなるんです。夜遅くなった時の食事にも良いし、おやつ代わりにポリポリ食べてもいいですよ」。
ちなみに、漬物の塩分が気になる人でも、自分の好みに合わせて育てることができる“マイぬか床”ならば、漬ける際に調節することで減塩も可能。「何より、ぬか床を1日1回かき混ぜるだけ、野菜等を入れるだけでいいんですから。一人暮らしだと野菜が余ったりしますよね。そんな時はぬか床に漬けておけば保存できますし、生野菜を食べるより酵素もたっぷりとれるし。実はとっても手軽だし、美容にもいいんですよ」。
●失われていく酵素を手軽に摂取できる
「今、アンチエイジングで酵素が注目されていますが、体内で酵素を作る能力は、25歳くらいで衰え始めます。つまり体内酵素を補うためには、体外から積極的に摂るしかないんです。野菜に熱を加えると酵素や繊維質が壊れてしまいますが、発酵食品は体内に手軽に酵素を取り入れられるほか、野菜の栄養素を高めてくれるんです」。
●手軽で安くはじめられる
「酵素のサプリメントやドリンクもありますが、ぬか漬けなら安く作れるし、自分の好みの味にもできます。ちなみに、ぬか床を始めるのに一番簡単なのは、すでに漬けている人から熟成されたぬか床のおすそ分けをしてもらうこと。また、市販されているぬか床もあるので、簡単に始められます」。
なお、川村さんは最近、米ぬかから作るぬか床作りに取り掛かっているそうですが、冬場は発酵までに3ヶ月程度かかるんだそう。室温の高い夏場は1ヶ月程度で発酵し始めるので、これからの季節ははじめやすいかも!
●カロリーが低い
「お酒のおつまみや夜食にはぬか漬けが一番です。ヘルシーにと思って生野菜を食べても、サラダにかけられているドレッシングやバーニャカウダのソースも意外と高カロリーなんです。でも、漬物はローカロリーな上に、油と一緒にとらないと吸収されにくい野菜の栄養素も酵素の働きでとりやすくなるんです。夜遅くなった時の食事にも良いし、おやつ代わりにポリポリ食べてもいいですよ」。
ちなみに、漬物の塩分が気になる人でも、自分の好みに合わせて育てることができる“マイぬか床”ならば、漬ける際に調節することで減塩も可能。「何より、ぬか床を1日1回かき混ぜるだけ、野菜等を入れるだけでいいんですから。一人暮らしだと野菜が余ったりしますよね。そんな時はぬか床に漬けておけば保存できますし、生野菜を食べるより酵素もたっぷりとれるし。実はとっても手軽だし、美容にもいいんですよ」。
INFORMATION
『発酵美人』川村ひかる著(幻冬舎刊・1300円+税)
そんな川村さんの書籍『発酵美人』には、発酵食品のパワーを人一倍痛感して実行しているからこそ伝えられる、発酵食品の魅力やお手軽レシピ、美容術などがたっぷり紹介されています。前半は川村さん自身の体験談のほか、発酵食品が身体に良いと言われる理由をていねいに解説。後半はレシピ、美容テクニックを紹介しています。
健康管理士の資格を持ち、毎日自炊して発酵食品を積極的に摂取している彼女だからこそのオリジナルレシピもズラリ。定番のぬか漬けから漬物を使ったコールスローや餃子、ラタトゥイユなど、パーティーにもピッタリなオシャレ料理まで幅広く取り上げられています。また、米ぬかを使った美容術は理にかなっている上に、リーズナブルに試せるところが魅力。すぐにぬか床を用意したくなるような、説得力とワクワク感に満ちた一冊です。
そんな川村さんの書籍『発酵美人』には、発酵食品のパワーを人一倍痛感して実行しているからこそ伝えられる、発酵食品の魅力やお手軽レシピ、美容術などがたっぷり紹介されています。前半は川村さん自身の体験談のほか、発酵食品が身体に良いと言われる理由をていねいに解説。後半はレシピ、美容テクニックを紹介しています。
健康管理士の資格を持ち、毎日自炊して発酵食品を積極的に摂取している彼女だからこそのオリジナルレシピもズラリ。定番のぬか漬けから漬物を使ったコールスローや餃子、ラタトゥイユなど、パーティーにもピッタリなオシャレ料理まで幅広く取り上げられています。また、米ぬかを使った美容術は理にかなっている上に、リーズナブルに試せるところが魅力。すぐにぬか床を用意したくなるような、説得力とワクワク感に満ちた一冊です。
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