平日のランチやデスクワークで小腹が空いたときなど、手軽に行けるコンビニは心強い味方。
その一方で、いざ買うとなるとお弁当はカロリーが気になるし、スナック菓子はダイエットの天敵だし。何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。
そんな時に知っておきたい“選ぶときの基準”と、おすすめのおやつ&ランチの組み合わせを紹介します。
選ぶときは「たんぱく質」と「脂質」に注目!
商品を選ぶときにまず見るべき栄養素は、“三大栄養素”の「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」。この中で、特に注目してほしいのが、「たんぱく質」と「脂質」の2つです。
たんぱく質は、筋肉や肌、髪の毛などの材料になる大切な栄養素。これが足りないと、健康的な痩せ方ができない可能性があるので要注意です。
脂質は、必要な栄養素ですが、現代人は過剰になりがち。なので、コンビニで食べ物を選ぶ時には脂質が低いものを選ぶ必要があります。
1日の必要量の目安がこちら。
★たんぱく質:体重をグラムに置き換えた数値以上
つまり、体重が50kgの人なら50gのたんぱく質が必要になります。
★脂質:デスクワークの30代女性の場合、42g前後
少し余裕を持たせて50gぐらいまでを目安にしましょう。(30歳/160cm/55kgのデスクワークの人の場合。1日の基本的な消費カロリーを1500kcalとし、1500×0.3÷9kcalで計算)。
たんぱく質、脂質ともに「10g」を基準に!
それぞれの1日の必要量がわかったところで、実際にコンビニで食べ物を選ぶ時にはどうしたらいいか。その基準になるのが“10g”です。
たんぱく質は“10g以上”になるように、脂質は“10g以下”に抑えられるように選ぶのがポイントです。
例えば、
ケース1.たんぱく質が12g・脂質が5g ⇒◎
ケース2.たんぱく質が6g・脂質が6g ⇒◎
ケース3.たんぱく質が15g・脂質が13g ⇒×
上のように、脂質を優先的に、厳しめに判断します。たんぱく質の基準をクリアしていても脂質がクリアしていなければ×とします。
ただし、ひとつだけ例外が。それは魚の場合です。鯖缶や真空パックのお魚などはたんぱく質も脂質も豊富に含まれていますが、これは体にとって必要な油なので例外としましょう。
それ以外の食品の脂は、前述の基準で判断してください。