娘の幼稚園の先生と夫が不倫…“じつはあるある”「もう笑顔の母親でいられない」離婚悩む母親の苦悩
2022-01-25 eltha
「保護者と不倫なんて、どんな神経をしているんだ」娘は友だちと別れることになり…
「既婚者が不倫だなんて噂には聞くけれど、まさかうちは大丈夫だろう…、という気持ちがあったんだと思います。また、私自身付き合いが長いこともあり、彼のことを信頼していました。なので、『なぜ』『どうして』という気持ちが強かったのを覚えています」
しかも、よりによってその不倫相手は、娘が通う幼稚園の先生。事態が発覚してからは、娘をそのまま幼稚園に通わせるわけにもいかず、不本意ながら転園。娘は仲良しの友だちと別れることになり、悲しい思いをさせてしまう。
「信頼して子どもを園に預けている身としては、保護者と不倫するなんてどんな神経をしているんだと思いました。のちに転園させたのですが、娘がとても楽しそうに過ごしていた園だったので、大人の都合で離れることになってしまったのがとても心苦しかったです」
夫の裏切りで、「気持ちが完全に冷めてしまった」というヒヨリさん。娘のことを考えて一度は夫婦関係の再構築を選ぶも、その後に二度目の不倫をされ、離婚を決意する。しかしそこでも「娘から父親を奪っていいのか」という葛藤があった。
「娘にとっては大好きな父親に変わりはないので、かなり悩みました。だけど、いろんなことを少しずつ理解できるようになってきた年齢でしたので、この事実を分かりやすく伝えようと決心しました。大好きな父親を悪く言われるのは、娘にとってもつらいと思いますので、私からは元旦那の悪いところを言わないよう気をつけています」
夫に裏切られ、子どもを巻き込んでしまったことに想い悩むヒヨリさん。地獄のような日々のなか、不倫の証拠を掴んでから、それを夫に突きつけるまで、平静を装っていた生活もつらかったと振り返る。そのエピソードには多くの励ましと応援のコメントが寄せられている。
開き直る不倫相手に「絶対に容赦しない」、冷たい視線で追い詰める妻の逆襲
2人の不倫のきっかけは同窓会。学生時代に想い続けていた同級生とついに結ばれた女性(不倫相手)だが、その男性は子どもがいる既婚者だった。それでも2人は不倫関係に陥り関係を続けていたが、ある日ついに“現場”を妻に押さえられてしまう。しかし不倫相手の女性は、男性を愛するあまりに「あなたたちはもう終わっている。いい加減、彼と私を開放して下さい」「今ここで、離婚届にサインしてください」と開き直る。
不倫現場を妻に押さえられ、女性同士の壮絶な泥沼バトルを繰り広げる不倫相手だが、夫婦の子どもに対しては別の感情を持ち合わせていることが描かれる。愛する男性のためなら、たとえ自分の子どもでなくても愛することができる…そんな真意も問う内容だ。
不倫した側、された側、それぞれの視点を交えながら進むエピソードについて、あさがおさんは次のように語る。
「私がこの作品に込めたメッセージは、そもそも愛は見返りを求めたり、自分の物差しで計ったりするものではない。与えられる愛を疑わず、自分自身を愛することができて初めて、誰かを愛し、誰かの幸せを願うことができるということです」
不倫という出来事をもとに描かれる“愛すること”へのメッセージとは何か。考えさせられる内容だ。なお、Instagramで連載していた『不倫漫画』は、リメイクして再投稿される予定とのこと。続編を待ちたい。
Instagram:サレ妻ひより(外部サイト)
全話無料の漫画メディア『リアコミ』より『娘の先生との最低な不倫』(外部サイト)
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Instagram:あさがお(外部リンク)
※連載中の『不倫漫画』はリメイク再投稿の予定