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「美醜から離れたところで生きたい」美容整形に700万かけた女性がコンプレックスを乗り越えた先に見つけた新たな夢

2022-04-16 eltha

「理想の自分になってからやっと自分の人生が始まる。それは空想だった」自分を受け入れることがコンプレックス克服の一歩

現在のseinaさん(本人画像提供)

現在のseinaさん(本人画像提供)

 コンプレックスを整形やダイエットすることで自信へとつなげてきたseinaさん。美容への執着を乗り越え、新たなフェーズへ歩む彼女に、あらためてコンプレックスとの向き合いについて聞くと、「『向き合ったうえで受け入れる』ことが大事」との答えが。それが「今後の長い人生を心地よく歩むために必要」と話す。
「思い描いた人生は手に入らないのだと自覚しなければならない」

「思い描いた人生は手に入らないのだと自覚しなければならない」

「コンプレックスを抱く心の仕組みや、その理由。なぜ努力しても無くならないのか。なくならない自分にとって、本当に必要なものは何か。コンプレックスは心で感じるわけですから、最終的には内面的な部分と向き合わなければなりません。

 そして『私は、私にしかなれない」という受け入れも大切です。整形で顔の造形を変えられるのには限度がある。生まれ持った顔の素材も影響する。体型は努力で変えられる範囲と、変えられない範囲がある。いくら努力しても劣等感がなくならず、苦しい自分さえも受け入れる。『受け入れ」は『諦め」と似ているかもしれませんが、そうではありません。可能か不可能か、現状を正しく把握するために必要な過程です」

 劣等感をダイエットや整形で乗り越えようともがき、努力してきたからこそ、見えた境地なのだろう。“私は、私にしかなれない”ことを受け入れることなかなか難しい。彼女の言葉にはそんな境地に至るまでに葛藤し悩みあえいでいた姿が垣間見える。

「コンプレックスに苦しんでいた頃は、理想の自分になりたい、理想通りではない自分が嫌、理想の自分になってからやっと自分の人生が始まる、痩せたら、美しくなったらこうなれるはず……と、思いながら過ごしていました。

 でも、それは空想でした。理想と現実のギャップや自分に不満を持っている現状が、私のリアルな人生。容姿の悩みを解決してから始まるわけでもなく、容姿の悩みを解決したら別人になれるわけではないのです。向き合うのも、受け入れるのも苦しい。嫌悪し、否定する自分さえも受け入れて、思い描いた人生は手に入らないのだと自覚しなければならないのですから。

 その過程を乗り越えれば肩の重荷がなくなり、今までにないよい人生を歩めるはずです」
seinaさんが制作したパン(本人画像提供)

seinaさんが制作したパン(本人画像提供)

seinaさんが制作したパン(本人画像提供)

seinaさんが制作したパン(本人画像提供)

seinaさんが制作したパン(本人画像提供)

seinaさんが制作したパン(本人画像提供)

seinaさんが制作したパン(本人画像提供)

seinaさんが制作したパン(本人画像提供)

※seinaさん
Twitter:@st_0905
Instagram:seina2500

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