9児ママの反省、発達遅れは自分のせい…多忙な日々の中で「2歳の子が靴を履くのも待てなくなっていた」
2023-01-16 eltha
“手のかからない良い子”だと思っていた…「9人育てていても、ベテランママではない」
――「9人のママ 子育て反省点」という投稿に500万再生を超える反響がありましたが、どのような思いでこの動画を投稿されましたか。
フォロワーさんが子育て中の方が多かったので、子育ての発信をしたいと考えていました。9人の子育てをしているベテランママのように見られますが、反省することばかりの日々なので、お手本のような子育てを発信するのは違うなと思いました。そこで、失敗談を伝えることで、誰かの何かのヒントになるといいなと思いました。
フォロワーさんが子育て中の方が多かったので、子育ての発信をしたいと考えていました。9人の子育てをしているベテランママのように見られますが、反省することばかりの日々なので、お手本のような子育てを発信するのは違うなと思いました。そこで、失敗談を伝えることで、誰かの何かのヒントになるといいなと思いました。
――お子さんが1歳半検診で発達面を指摘された際、どのようなお気持ちでしたか。
「え?この子が?」という驚きでした。当時、兄たちのやんちゃっぷりに手を焼いていたので、指摘を受けた子は、テレビをじっと見て大人しく、親としては“手のかからない良い子”で、この子に対する悩みは何一つありませんでした。指摘を受けてびっくりはしましたが、まだ小さいので「個人差かな?」ぐらいで、深く考えていませんでした。
――その後、保健センターで「ママ、この子自分で靴履けるよ」と、お子さんではなくお母さんが指摘された出来事を受け、どのように感じましたか。
何人も子育てしてきて、兄弟が多いと自然と育っていく部分もたくさんあったし、子どもの成長は個人差で、“いつかはできるようになる!”と深くは考えていなかったので、私の関わり方が間違っていた。一人一人の成長に心と目を向けられていなかった事にショックもあったし、反省しました。
子育てで何が正しいとかではなく、「一人一人に目を向けてあげてね」と言われたように感じました。手を貸すのが良いとか悪いとかいう以前の、私の心の持ち方に問題があったように感じました。
「え?この子が?」という驚きでした。当時、兄たちのやんちゃっぷりに手を焼いていたので、指摘を受けた子は、テレビをじっと見て大人しく、親としては“手のかからない良い子”で、この子に対する悩みは何一つありませんでした。指摘を受けてびっくりはしましたが、まだ小さいので「個人差かな?」ぐらいで、深く考えていませんでした。
――その後、保健センターで「ママ、この子自分で靴履けるよ」と、お子さんではなくお母さんが指摘された出来事を受け、どのように感じましたか。
何人も子育てしてきて、兄弟が多いと自然と育っていく部分もたくさんあったし、子どもの成長は個人差で、“いつかはできるようになる!”と深くは考えていなかったので、私の関わり方が間違っていた。一人一人の成長に心と目を向けられていなかった事にショックもあったし、反省しました。
子育てで何が正しいとかではなく、「一人一人に目を向けてあげてね」と言われたように感じました。手を貸すのが良いとか悪いとかいう以前の、私の心の持ち方に問題があったように感じました。
――その後、お子さんとの向き合い方に変化はありましたか。
一番意識したのは、子どもにきちんと話をさせることです。言葉が遅くても、家族には何を言ってるか分かるので成り立ってましたが、会話をさせるようにしました。例えば、高いところの物が欲しい時に、「あっ!あっ!」と指さしてる時にサッと取ってあげてたのを、「どうしたの?」と聞いて、「〇〇取って」と会話させるようにしました。上手に言えなかったら、「〇〇取ってほしいの?」と、こちらも言葉を出すように意識しました。上の子達にも同じように「声がけしてね」とお願いしていたと思います。
1人目、2人目は、声がけは意識していたと思います。でも、子どもが増えるに連れて、日常ばかりに目を向けて大事なことを忘れてしまっていました。当時からさらに子どもが増え、今は手を貸したり自分でさせたり、その時の状況で色々ですが、小さい時から言葉できちんと会話するように意識できるようになり、小さな成長にも気づけて、家族みんなで「すごいねー」と喜べるようになりました。
一番意識したのは、子どもにきちんと話をさせることです。言葉が遅くても、家族には何を言ってるか分かるので成り立ってましたが、会話をさせるようにしました。例えば、高いところの物が欲しい時に、「あっ!あっ!」と指さしてる時にサッと取ってあげてたのを、「どうしたの?」と聞いて、「〇〇取って」と会話させるようにしました。上手に言えなかったら、「〇〇取ってほしいの?」と、こちらも言葉を出すように意識しました。上の子達にも同じように「声がけしてね」とお願いしていたと思います。
1人目、2人目は、声がけは意識していたと思います。でも、子どもが増えるに連れて、日常ばかりに目を向けて大事なことを忘れてしまっていました。当時からさらに子どもが増え、今は手を貸したり自分でさせたり、その時の状況で色々ですが、小さい時から言葉できちんと会話するように意識できるようになり、小さな成長にも気づけて、家族みんなで「すごいねー」と喜べるようになりました。
「たくさん手をかければいい」「自分でさせた方が自立する」根本はきっとそこではない
――SNS上で皆様の反応をご覧になってどんな思いでしたか。
正直、こんなに反響があるとは思いませんでした。子育てに共感した方や、お弁当の数に驚いた方や、手際よく作るところに反応もあったりと、性別年代問わず見ていただけるポイントがある動画だったようです。
コメント欄では、「小さい頃はたくさん手をかければいい」とか、反対に「自分でさせた方が自立する」など寄せられました。でも、根本はきっとそこではなく、私が子どもとの関わり方に目を向けていなかったところなので、コメント欄でどちらが正しいかを決めるような返事にならないように気を付けました。
正直、こんなに反響があるとは思いませんでした。子育てに共感した方や、お弁当の数に驚いた方や、手際よく作るところに反応もあったりと、性別年代問わず見ていただけるポイントがある動画だったようです。
コメント欄では、「小さい頃はたくさん手をかければいい」とか、反対に「自分でさせた方が自立する」など寄せられました。でも、根本はきっとそこではなく、私が子どもとの関わり方に目を向けていなかったところなので、コメント欄でどちらが正しいかを決めるような返事にならないように気を付けました。