『鬼滅』無惨様になった妻vsぐうの音も出ない夫、パワハラ発言に夫ひれ伏す

　「刀鍛冶の里編」もスタートし、いまだ盛り上がりをみせる人気テレビアニメ『鬼滅の刃』。鬼のボス・鬼舞辻無惨が他の鬼たちを叱責する様子が“パワハラ会議”として話題となった。そんな無惨を妻に例え、Instagramで育児漫画を描いているたぬせんさん。妻のお気に入りのコップが割れており、破片で足の裏を切った、というなんとも緊迫感のある1コマから物語は始まる…。

　これまでにも『鬼滅の刃』風の育児漫画を描いてきた、たぬせんさん。しかもネタは夫婦一緒に考えているといい、“妻・無惨”は公認のようだ。しかし今回は「妻への自戒の念から生まれました」と語る。

　冒頭から緊張感のあるシーンからスタートする今作。劇中のパワハラ会議のように、“妻・無惨”が割れたコップについて淡々と語り、夫を追い詰める。構成でのこだわりは、合間に登場する息子さん。父と母の重苦しい空気もお構いなしに「ママー、ドーナッツくださーい。チョコレート、バナナ、こんぶ〜」と、話しかける。このシーン、たぬせんさんのこだわりであり「息子のおかげでただのお説教漫画にならないように工夫しています」と明かしてくれた。

　妻の怒りの元は、コップが割れたことでも、おそらく割ったであろう息子のことでもない。何度言っても食洗機に食器を詰め過ぎる夫だった。妻によると、食器の汚れが十分に落ちておらず、夜な夜な洗い直しているという。これい「今朝は違います！」と主張する夫。
　
　しかし妻は尻拭いを人に押し付けておいて一丁前にイクメン面するな」と一蹴。最後に妻は「夫 仕事も家事も“すること”自体が目的化したら終わりだ」と言い、部屋を出ていく。この言葉に、フォロワーたちは「胸に刻みます」「深すぎる…」と“妻・無惨”へのコメントが多数寄せられた。

　たぬせんさんは、「自分では結構ヤバくて面白いエピソードだと思っていたのに、どこの家庭も同じような状況で無限城は無限に存在するんだなと思いました」と読者からの反応を楽しんでいた。