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目の印象を左右するのはブラシにあり? 印象を自在に操るメイクブラシの使い方

2023-07-21 eltha

顔の印象をがらりと変える鍵を握るアイメイク。特にアイシャドウは、目の大きさや形、全体の顔立ちの雰囲気を左右する重要な要素。付属のチップではなく、あえてメイクブラシを使うことでナチュラルにも印象的な目元に演出することができ、発色の濃淡を調整できるので、最近ではアイシャドウのカラー以上にメイクブラシにこだわる人も多くなってきている。今回は、そんなアイメイクのメイクブラシについて、ブラシの種類や使い方をウエダ美粧堂・植田良子氏が解説。

メイクブラシの種類

メイクブラシは、大きさや形状によって用途が異なる。アイシャドウに使うメイクブラシは、主に3種類。
画像提供:ウエダ美粧堂

画像提供:ウエダ美粧堂

丸筆:丸い形状で、アイシャドウの粉をふんわりとつけるときにおすすめ。ミドルカラーやポイントカラーを塗ったり、カラー同士をブレンドしたりするのにも◎。また、ぼかし効果が高いので、ナチュラルな仕上がりに。
画像提供:ウエダ美粧堂

画像提供:ウエダ美粧堂

ラウンド形:先端が丸くなっている形状で、アイシャドウの粉を細かくつけたいときはコレ。目尻や目頭など細かい部分に色を入れたり、境目を自然にぼかしたりするのおすすめ。また、目のキワに細くラインを引くことも。

メイクブラシの毛質

 ブラシの毛質は大きく分けて2つ。
灰リス(画像提供:ウエダ美粧堂)

灰リス(画像提供:ウエダ美粧堂)

松リス(画像提供:ウエダ美粧堂)

松リス(画像提供:ウエダ美粧堂)

イタチ(画像提供:ウエダ美粧堂)

イタチ(画像提供:ウエダ美粧堂)

ネコ(画像提供:ウエダ美粧堂)

ネコ(画像提供:ウエダ美粧堂)

天然毛:馬やリスなどの動物の毛から作られており、肌触りがよく粉ふくみが良いのが特徴。パウダータイプのアイシャドウ向きで、発色やぼかし効果が高いが、お手入れが必要。値段も高め。
画像提供:ウエダ美粧堂

画像提供:ウエダ美粧堂

合成毛:ナイロンやPBT(ポリブチレンテレフタレート)などの化学繊維から作られており、耐久性が高くお手入れが簡単。クリームやジェルタイプのアイシャドウ向きで、色付けやコントロールがしやすい。ただし、肌触りやや劣る。

メイクブラシの使用方法

1.ブラシは軽く持つ。力を入れすぎないように注意。
2.ブラシにアイシャドウをつけるときは、粉飛びを防ぐために軽くたたいて余分な粉を落とすのポイント。
3.ブラシを目元にあてるときは、まぶたの皮膚を引っ張らないように気を付けて。
4.ブラシを動かすときは、左右にワイパーのように動かしたり、円を描くように動かす。

★ブラシ別の使用ポイント★
・アイホール全体に色を塗るときは、大きめの丸筆を使う。
・目頭や目尻など細かい部分に色を塗るときは、ラウンド形のブラシで色味を強調。
・カラー同士をブレンドするときは、やわらかめの丸筆やラウンド形のブラシが◎。
・目のキワに色を入れるときは、先端がとがった斜めになった平筆やラウンド形のブラシを使うとアイラインのように描けてGOOD。
ウエダ美粧堂の監修アドバイス
「年齢肌による肌のたるみなどがある場合ブラシの圧に負けてシワになり波打った様なラインになってしまうことがあります。
そういった時は、指の腹を使って目尻寄りのこめかみを外側に少しだけテンションをかけてからラインを引いてみて下さい。キレイなラインが引けますよ」
ウエダ美粧堂・植田良子さん

監修者 ウエダ美粧堂・植田良子さん

筆作りの現場に携わって25年、生産工場と直結した環境下で営業職にてユーザーの希望と、製造現場をつなげる役割を担当。その中で前職のデザインの経歴を生かし、ブラシデザインをすることに、化粧筆をデザインするならメイクの知識も必要だと思い、メイクスクールを修業し、日々進化するメイク法や化粧品から見たブラシ作りに携わる。現在は主にブラシデザイン、メイクブラシプロデュース、広報活動などを担当。

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