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【小1の壁】夏休みが最大の難関、仕事時間は半分で家計も大痛手

2023-07-27 eltha

 子どもの頃は楽しみだった夏休み。しかし大人になり、母親になった時その見え方は大きく変わった。保育園は夏休みも関係なく、子どもを預かってくれる、共働き家庭には強い味方だった。しかし、小学生になると約1ヵ月半の夏休みが始まる。給食がなく、学童保育に通っていれば毎日の弁当作りが…。ここでも「小1の壁」がやってくる。先輩ママは今年の夏をどう乗り切るのか、聞いた。

在宅ワークのママ、夏休み期間の仕事は普段の半分で収入もダウン

 小学2年生の娘さん(7歳)を育てるさざなみさん。夏休み中も旦那さんは普段通りの仕事があり、さざなみさんは在宅ワークと共働き家庭である。娘さんが学校へ行っている間に仕事をしていたが、夏休み期間は仕事に割ける時間は、およそ普段の半分になってしまうという。「夏休み期間は仕事量を減らすように調節しているので、大変ではないんですが…。実質収入も半分になるので家計的には痛手です」と漏らす。

 在宅ワークのため、娘さんは学童施設は利用していない。そのため、夏休みの宿題のケアや昼食の用意などが、家事や仕事にあてていた時間に加わってくるのだ。
「子どもが起きている日中帯に仕事をすることは、夏休み中はほぼほぼ諦めており、夜にだけ仕事しています。夕方から夜にかけて私が仕事できるよう、夫がフォローしてくれる場合もあります」

 フリーランスのため、子どもが寝た夜中に仕事ができ、仕事量とスケジュールを自分で調節できるところは非常にやりやすいとも話していた。

悩みは「バランスの良い昼食の用意」に「メディア時間の調整」

 夏休みは基本的に家で過ごす娘さん。通っている公文とスイミングとは別に、夏期だけの絵画教室に参加する予定だという。

 さざなみさんに夏休みの過ごし方で不安なことを聞いてみると「平日の昼食」との答えが。
「普段は学校給食で彩りよく色んな食材を食べているので家ではそこまで気を使っていなかったのですが、長期休暇にはきちんとした献立を用意しなくては、というプレッシャーを感じます」

 また、酷暑が続き、室内で過ごすことが増えることも予想される。昨今教育の中で問題視されていることでもあるが、テレビやタブレットなどの「メディア時間」が増えてしまうことも懸念事項として挙げていた。
「どれくらいまでなら見せても良いのか、というのはいつも悩みのタネで、本人と話し合ったり他の親御さんにそれとなく尋ねたりしています」

 2年生になり、小1の夏休みを乗り越えた先輩として、今年の対策として考えていることはあるのだろうか。
「昨年は1年生ということもあり、親が宿題に関わり過ぎました。具体的には、宿題の進行スケジュールを把握したり、読書感想文や自由研究が形になるよう助言したり付き添ったりなどです。今年はそれらを自分でできるように、間接的な手助けに努めたいと思います」

 そんな娘さんがこの1学期で成長したな、と感じたとは「学校の準備物をひとりで用意できるようになったこと」だという。小さなことのように思うが、慣れない学校生活から1年経った小学2年生には大きな成長。「忘れ物がないか、主体的に気をつけてチェックできるようになりました」と、さざなみさんも喜びの声を寄せた。

さざなみ
Twitter @3MshXcteuuT241U
Instagram @sizuqphi

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