写真提供:若埜ん家(わかのんち)
かい 僕はそもそもコミュ障で、しかも当時は外見が金髪のロン毛だったので、怖いって思われたら嫌やなと思って。とにかく低姿勢で、ずっと廊下の壁にもたれて立っていて、会話は全部えみを通してするという感じでした(苦笑)。
――それから6年の交際期間中は同棲もされました。息子さんとの関係はいかがでしたか?
かい 最初の頃はやはり、えみを通してしゃべるみたいな感じで、必要最低限の会話しかありませんでした。正直どう接していいのか、どうしゃべっていいのか、どう付き合ったらいいのかわからなくて…。年齢が近くても、お父さんみたいなことをしている人たちもいるじゃないですか。その関係性に憧れていたので、ほんまは僕もそんなふうになりたかったんですけど、僕にはそれがまったくできなくて。かと言ってお兄ちゃんなのか? と言っても、僕は2人兄弟の弟だし、そんなタイプでもない。だから、ほんまにちょっと上の先輩ぐらいな距離感でした。
――息子さん自身はどう感じていたのでしょう?
えみ 「コミュ障の人は人に詰め寄られるとしんどくなったり、居心地悪くなるから、距離を詰めないほうがいいんだよ」なんて言ってましたね(笑)。でも。次第に2人でスーパーに一緒に買い物に行くようになって、話して笑い合ったりしていて。
かい 居心地はまったく悪くなかったです。ひーくんの性格に助けられました(笑)。