炊飯器でおいしいごはんを炊こう! 10のポイントでは、小池さんから教えてもらった “炊飯器でごはんをおいしく炊き上げるポイント” をご紹介しましょう。
1)お米は冷蔵庫で保存するペットボトルやジッパー付きビニール袋に入れ、酸化を防ぐ
2)お米はグラムで正確に計量する品種により米粒の重さが異なるため。1合=150g
3)洗米は冷たい水で3回する酵素の活性化を促すために、冷たい水で洗米するのがポイント
【1回目】ボウルに水をためて、そこにお米を入れてやさしく扱う。水を捨て、再び水をひたひたの状態にして、手を広げ、ソフトボールを持つように指を立てて、素早くかくはんしてゴミやほこりをとる(5秒)。すぐに水を捨てる。
【2回目】水をひたひたに入れてやさしくかくはんする(10秒)。
米のぬかと油をとる。
【3回目】水をひたひたに入れてやさしくかくはんする(10秒)。
ゴシゴシ洗うと米が割れ、うまみ成分がとれてしまうので気をつける。油が浮いていたらあと1回だけ同様に洗う。濁り=うまみでもあるので透明な水になるまでの洗米はやりすぎ。
4)ざる上げ3分ゴミや不純物があれば取り除くため
5)冷たい水で浸漬60分最低60分、できれば120分して飽和状態にする
6)ざる上げ3分十分に水を切る。炊飯する水の量を正確に計るため3分にとどめる
7)浸漬米を計り、同量の冷水を入れる浸漬していない米の場合は同量よりも35%増しの水を入れるのが目安
8)米をざっとかき回し、対流をよくする米ひと粒ひと粒に熱を伝える必殺テクニック
9)炊飯器のスイッチを入れて炊飯する10)炊けたらほぐして余分な水分を飛ばすそのまま炊飯器に入れておくと、水滴が落ちてベチャベチャになってしまう
洗米や炊飯は自己流という人が多いのではないでしょうか。マイルールをいきなり変えるのは難しいかもしれませんが、冷たい水で洗米したり、新米をペットボトルやジッパー付きの袋で保管するというのは、すぐにできます。洗米のステップも身につくまで繰り返してみましょう!
炊きたてはふっくら香りがよくなり、感激。冷めても米粒の形がきれいで、おいしさの持続力が違いました。