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ダイエット&エイジングケア 「キレイを作る食事法」4つのポイント

2014-03-28 eltha

ダイエット&エイジングケア 「キレイを作る食事法」4つのポイント

vol.01 重要なのは「3食きちんと食べないこと」

■3食きちんと食べなくてOK
――ヤセやすい身体にしたい、健康的な身体になりたいと考えていても、忙しかったりすると3食の食事をとることができなかったり、時間がズレてしまったりすることも。気にしている人も多いかと思いますが、そういうときはどうしたらいいでしょうか?

伊達先生(以下同)「実は“3食きちんと食べないこと”が大切なんです。重要なのは、お腹が空いたときに食べること。お腹がすいていないのに食事の時間だからと、“とりあえず食べる”という食事が体脂肪になるんです。1日1食でも6食でも、身体が本当に食べたいと思ったときに食べるようにしてください」。

――タイミングが重要なんですね。1日で食べる量に目安はあるのでしょうか。

「質の良いものを食べると少量でも満足できるという特長があるので、1日の量を気にするのではなく、質を気にしたほうがいいですね。女性は特に、油とたんぱく質が不足しがちなので、できるだけプラスするように心掛けましょう」。

――油などはダイエット中には敬遠しがちですが。

「足りないから逆に太るんです。良質の油とたんぱく質は、身体に入ったときに体脂肪を燃やすのに役立つ栄養素。食べたあとに何キロカロリー燃やしてくれるかが、重要なんですよ。控えがちなたんぱく質、炭水化物、脂質が代謝を上げる3大栄養素。これがとれて初めて燃やせる体になるんです」。
■サラダも食べすぎるとヤセにくい身体に

――1食分の栄養バランスを教えてください。
「主食のごはんをしっかり、サラダは少なめに。たんぱく質は動物性の肉魚卵を選んでください。野菜は1日に350gと言われていますが、簡単に言うと350gは両手のひらに約1杯分。特に女性で、野菜をたくさん摂ろうと考えている人は、この量を1食で食べてしまいがちです。これを1日3回食べたとしたら1kg以上も食べることになりますが、生野菜をキロ単位で食べている人は、冷えやすく、ヤセにくい人がとても多いんです。野菜を食べれば食べるほどヤセるわけではないんですよ」。

――毎日毎食、栄養バランスを考えながら食べるのは難しいと思うのですが…。
「食べるバランスを3日単位、一週間単位で考えるようにしましょう。卵は1日1個と言われていますけど、オムレツは3個くらい使用しますよね。今日オムレツを食べたら、明日と明後日は食べない、というような調整をすれば良いですよ」。

――そう言われるとダイエットへのハードルが下がって実行しやすくなりますね。
「そう。みなさん構えすぎなんです。日々やれることは実は結構あって、ちょっとしたことの積み重ねが重要。減らすことばかり考えているのではなく、まず“何が足りていないのか”という事を考えないと食は改善しないし、体は変わりません」。

■身体に合う基準は「美味しい」かどうか

――身体に「良い」「悪い」のわかりやすい基準はありますか。
「いちばんは“美味しい”かどうか。美味しいと感じる食べ物は身体に合っています。身体に合っていないと美味しく感じないのでそれは食べない方がいいですよ」。

――「身体に良いって聞くから」と美味しく感じなくても食べる場合ありますよね。
「そうそう。それは自分の身体に合っていないんです。身体に合うものを探していくのも重要ですね。もし何を食べたらいいかわからなくなったら、周りにいるキレイな人が食べているものを真似して食べてみましょう。美味しく感じたら、それは身体に合っていますよ」。

【プロフィール】

伊達友美(だて・ゆみ)
ダイエットカウンセラー、管理栄養士。単に体重を減らすのではなく「ボディラインと肌を美しく変身させる」ことを目的とした指導法で、これまでに約5000人の栄養指導。著書だけではなく、講演やテレビ出演などでも活躍中。

>> 公式HPへ

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