この漫画は書籍『すべては子どものためだと思ってた』(著者:しろやぎ秋吾)の内容から一部を掲載しています(全16話)。
■これまでのあらすじ
かえでママから聞いた近隣の中学の荒れ具合。そういうことについて何も知らなかったくるみは、これまで知らなかった中学受験のことを調べ、今は偏差値で判断するだけではなく、校風・教育内容や面倒見のよさも重視されていることを知ります。こうたにとって良い環境で学校生活が送れるのなら、それが一番良いと思い、こうたの気持ちを確認し中学受験の塾に行くことにしたのでした。こうたは一番下のクラスからスタートすることに。このときくるみは、こうたの私立中学の受験のためならなんでもすると誓ったのでした。
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塾の勉強も熱心に取り組み、上位のクラスを目指してがんばっているこうた。同じクラスの友達に勉強を教えてもらうなど、良い刺激を受けているようでした。
こうたのスケジュールを管理しているだけのくるみは、息子が頑張る姿を見て、もっと力になりたいと考えます。
自分にできることは「情報収集」だと気づき、こうたにとっていいものを効率よく準備していこうと思うのでした。
『すべては子どものためだと思ってた』著者:しろやぎ秋吾(KADOKAWA)
「すべては子どものためだと思ってた」はこちら
未熟児で生まれた長男・こうたは、体が弱く大人しい性格。小学校内のクラスメイトからこうたが下に見られがちであることを知ってた母・くるみは、こうたに普通の生活を手に入れて欲しいという思いから中学受験を決意しますが、その決断が後に家庭を犠牲にしてしまうことになるとは思ってもいなかったのでした。
(ウーマンエキサイト編集部)