この漫画は書籍『望まれて生まれてきたあなたへ』(著者:やまもとりえ)の内容から一部を掲載しています(全15話)。
■これまでのあらすじ
毎日のように2人で一緒に仲良く走りまわっていたまどかとのぞみ。のぞみの家でおやつを食べたりと楽しい時間を過ごしていました。自分の家にいると、お母さんの目があって気が休まらないまどかは、のぞみの家にいるときの方が自由にのびのびと過ごせると感じていました。神経質で細かいことを言うまどかの母と比べたら、のぞみのお母さんは怒らなくて優しそうで、羨ましいと思うのでした。
のぞみは顔の整ったまどかのことを羨ましく思っていたようです。そんな風に思われているとは知らず、何と返事をすればよいか困惑するまどか。友達に羨ましいと思われ、少し複雑な気持ちになるのでした。
家に帰ると「来週から家庭教師をつける」と突然母から聞かされたまどか。中学受験をすることも、そのために家庭教師をつけることも、いつも母の決めたことを受け入れるしかなかったのでした。
『望まれて生まれてきたあなたへ』著者:やまもとりえ(KADOKAWA)
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小児科医として働くまどかは、ある日テレビで衝撃的なニュースを目にします。その事件で逮捕された犯人は、まどかが幼い頃よく遊んだ友人だった。いつしか別々の道を歩むようになった2人の少女。その友人はどんな人生を歩んてきたのか…。まどかはこの事件をきっかけに、過去の記憶を蘇らせるのだった。
(ウーマンエキサイト編集部)