※このお話は作者神谷もちさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■前回のあらすじ
妻ミサキの育休が終わり、今後はゴローも家事育児を手伝うことに。早速1日息子のムサシの世話を任されるが、ムサシが泣き出すとトイレにこもってしまいます。忘れ物を取りに戻ったミサキは放置されたムサシを見て激怒。ゴローにこのまま育児から逃げ続けて離婚するか父親として努力するかの選択を迫ります。「やってやる」と決意したゴロー。再びミサキが外出するとまたムサシが泣きそうになりますが、ムサシの希望を聞き出し号泣を回避しました。
支度はバッチリ!支度なんて案外大変でもない!?いい感じの計画を立てたのに…早速つまづきが!?やだ!
そう、育児は先が読めないんです…。
出かける支度なんて、ミサキはいつも大変だと文句を言っているけれど、案外そうでもない…なんて軽口をたたきながら外出の支度を済ませたゴロー。ちゃんとひとりでやったことは評価したいけれど…。
そりゃ、支度単体は大変ってわけじゃないんですよ。でもその間に子どもが泣いたり呼ばれたり色々とあるわけです。それに毎度出かけるたびにもっていくものも違ったりして、そういう積み重ねで大変なわけですが…。一切育児経験を積み重ねてきてないゴローには大変さすらわからないかな…。
そんな時にとなりでのんびりされたらイライラだってしますよね。
早速育児の理不尽さ遭遇したゴロー。やっとミサキの気持ちがわかる時がきたのか…!?
(神谷もち)