■これまでのあらすじ
同じグループの友だちからいじめを受けるようになった小5のくらは、母に助けを求めようとするが逆に邪魔者扱いをされてしまう。その日から母に頼ることを諦めたくらだったが、ある日同じクラスのカースト上位女子の優子から「いじめられてる?」と質問される。くらが認めると、「うちのグループにおいで」と言ってくれて、翌日から優子のグループで過ごすことに。ツラくても我慢するしかないと思っていたが、優子のおかげで居場所はほかにも作れることを知るのだった。
■なぜ無視されていた?

今考えると「よくこんなこと面と向かって聞けたな…」って思います。
子どもの好奇心の恐ろしさよ…。今だったら絶対聞けません。
実際のところ、何で急に3人が謝ってきたのかわからないですが、当時は私がクラスで目立っていた優子ちゃんと仲良くなったからかなと思いました。
子どもながらに「権力」の庇護下にある恩恵を知りました(笑)。
■理由を聞いて絶句…!
■隠れオタク爆誕!
もう…、これはめちゃくちゃショックでした。
当時の風潮で「オタクはダサい」みたいな感じはあったのでしょうが、これ以降漫画好きは隠すようになりました。
外見を意識するようになったのもこの時からです。オタクに見えないようギャルに擬態してみたり、ダサいと思われないように気を遣いましたね。
今でも服は好きです! でもやっぱり不動の趣味は漫画アニメなんですよね…。心の底からオタクが染み付いているというか(笑)。今はSNSで漫画好きを公言できていて楽しいです!
何はともあれこの後の学校生活はとっても楽しかったです。優子ちゃんたちと遊んだり、この3人ともまた仲良くなれたり(仲良くなれちゃうのが子どものすごいところかもしれませんね)。
無視されていた期間はすっごくつらかったですが、いろいろ学んだことは多かったです。
(くら)