※このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。
■これまでのあらすじ
妊娠期に有名ブロガーの根拠のない情報を信じて暴走していた妻のペキ子だったが、夫の優一によって間違いを指摘され、自分の正しさを証明する機会をひそかに狙っていた。やがて出産で、有名ブロガー推奨の呼吸法のおかげで痛みを感じなかったとして、ペキ子は優一に勝利宣言。1年後、ペキ子が娘を難関大学に入学させるため多くの習い事をさせることを心配に思う優一は、娘が勉強したくないと言い出したら辞めると約束してほしいと懇願。ペキ子は了承するが、「そんな日は来ないから」と言い…。
■監視カメラ!?

■やましいことは何もない!

■そして1年後…


ある日、ペキ子が家に監視カメラを設置しました。
優一がいない時に娘が勉強を嫌がっているといいがかりをつけられないように、24時間自分の子育てを見られるようにするのだと…。
自信満々に見えるペキ子だったが、優一はその表情から、もしかしてペキ子の中にも不安があるのかもと思うのでした。
こうして1歳から幼児教育を受ける娘は、1年がたち2歳になっても嫌がる様子はありませんでした。しかし、まだ話すことができなくて…。
完璧を求めるペキ子は、娘の発達がゆっくりでも愛せるのか? それとも…!?
※実話をベースとしたフィクションです。症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
(ツムママ)