「交際経験ゼロ」20代男性で4割以上　イマドキ男女の生態とは？

　“草食男子”という言葉が幅広く浸透する中、異性との交際経験が一度もない20代男性が4割以上（41.6％）に上ることが、リクルートブライダル総研が16日に発表した『恋愛観調査2014』でわかった。また、15〜49歳の未婚男女のうち、現在恋人がいる人の割合は男性19.9％、女性35.2％で、“おひとり様”が占める割合が大多数を占める結果となっている。

　今年で3回目を迎えた同調査。恋人がいる人の割合を世代別に見ると、男性が20代：23.6％、30代：16.8％、40代：15.6％。女性が20代：40％、30代：30.7％、40代：25.7％。男女とも、“昔は恋人がいたこともあったが、今はいない”という人が、年齢を重ねるにつれて増加している。

　恋人がいない（できない）理由に関しては、男女ともに【出会いがないから】（男性：40.6％、女性：47.4％）でトップ。年代別にみると、若い世代ほど【どのように声をかけてよいのかわからない】、【恋愛交際の進め方がわからない】などの項目が占める割合が高く、若者ほど“恋愛手段がわからない”と悩む傾向にあるよう。

　恋愛観については、会社や仲良しグループなどの【コミュニティ内での恋愛は、何となく気が引ける】人、【好きな異性がいても、振られるリスクを思うと告白したいとは思わない】人の割合が、男女とも若い世代に多数。消極的な姿勢が、現在の恋人の有無にもつながっているとみられる。

　それでも、6割以上の男女が、現在恋人が欲しいと懇願。恋愛に関して“草食化”がクローズアップされる昨今、一歩踏み出す勇気が必要なのかもしれない。

【調査概要】『恋愛観調査2014』
方法：インターネット調査
期間：2014年9月19日（金）〜21日（日）
対象：首都圏、東海、関西に在住の15歳〜49歳の未婚（結婚経験がない）男女、計2100名

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2014-12-16