ピエール・エルメの世界観が一冊に 本邦初公開レシピも
2016-01-24 12:40 eltha
“サティーヌ”とは、ピエール・エルメの代表的なフレーバーのひとつで、オレンジ、パッションフルーツ、クリームチーズを組み合わせたもので、呼び名はパリのキャバレー「ムーラン・ルージュ」の有名な踊り子にちなんで名付けられたもの。主にチーズケーキで用いられているフレーバーを、同書では、タルトやマカロン、ミルフィユ、ショコラなどで展開して紹介している。
さらに、世界的に注目を集めているフラワーアーティストの東信氏とコラボレーション。世界でたったひとつの花束を作る“オートクチュールの花屋” の「JARDINS des FLEURS」を構えている。斬新で個性的な造形は、広告や出版、企業の緑化事業などで活動の場を広げている。ピエール・エルメが表現する“サティーヌ”を「爽やかさとほんのり甘い味覚や舌触りを花々で視覚的に表現した」という。花々とスイーツの鮮明なコントラストで、幻想的で神秘的なビジュアルが広がる。単なるレシピ本ではない、写真集を見ているような作りとなっている。