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災害時も日常も 「ローリングストック」で毎日おいしく

2016-07-27 18:00 eltha

 東日本大震災や熊本地震で、改めて見直されている災害食。とはいえ、食べなれない保存食をストックしていても、いつの間にか期限が過ぎてしまったり、非常袋に入れっぱなしで存在を忘れてしまったり…。そんな廃棄ロスを減らすために近年注目されているのが、賢くおいしく災害に備える「ローリングストック」という発想。その詳細について、カゴメ新商品説明会に登場した、“災害食のプロフェッショナル”今泉マユ子さんが伝授。

非常事態でも“いつもの食事”ができる、災害食でも保存食でもない「ローリングストック」という発想。その詳細を解説!

非常事態でも“いつもの食事”ができる、災害食でも保存食でもない「ローリングストック」という発想。その詳細を解説!

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 「ローリングストック」は普段食べているものを少し多めに用意しておき、定期的に消費&買い足しを行っていく…という今注目の防災対策。自分の食の好みを反映できるほか、日常で使っていくため賞味期限切れによる廃棄を減らすことができるんだとか。

 今泉さんによると、ストックする食品は缶詰やごはんやカレーなどのレトルト食品、お菓子類、ホットケーキミックスなど、賞味期限1年程度あればOK。災害に限らず、体調不良で買い物に出られない時、突然の訪問客をもてなす時、給料日前でお財布がピンチな時などにも大活躍。なにより、日常でおいしく食べられるメニューをストックしておくことは、いざという時の“心の元気”を支えてくれるんだそう。

 「災害食は生きるためだけの食事、我慢して食べる食事、という意味ではありません。好きなものを食べることは栄養の確保と共に心にも栄養を与える行為。災害時にもいつもの食事ができることは大切です」(今泉さん)。

 野菜類はすぐに傷みやすいものが多いため備蓄しにくいけれど、野菜ジュースや野菜の缶詰や瓶詰、野菜スープなどのレトルト食品で対応を。たとえば、お馴染みの190g缶入り『野菜一日これ一本』ならば、賞味期限は3年6ヶ月。レギュラー品でありながら、十分ローリングストックのラインナップに加えることができるんだとか。

 「ピンチな時にもいつもの食事」は、賢いオトナ女性のスマートライフ術。イザという時にもおいしい料理が作れるよう、食材ストックと料理テクの向上を心がけて。



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