【スタバ2018まとめ】“旬食材”から“ハロウィン仮装”まで 日本の四季をフラペチーノで表現
2018-12-30 08:00 eltha
■メインシーズンはハズレなしの“イチゴ” ユッキーナも太鼓判
同社が最も力を入れる商品が登場する初夏。その第1弾として発売されたのは、“イチゴ過ぎる、イチゴ感”をテーマにした『#STRAWBERRYVERYMUCHFRAPPUCCINO(#ストロベリーベリーマッチフラペチーノ)』(4月12日発売)。人気フレーバーであるイチゴを最大限に味わえる、見た目も味も、上から下までイチゴの美味しさを1杯に詰め込んだ。噛まずに言うのが難しいと、名前のユニークさも話題に。
東京・代官山に期間限定で設置されたビニールハウス店舗『スターバックス コーヒー イチゴビニールハウス店』のオープニングイベントには、木下優樹菜がこの日のためにデザインされた、オリジナルの“全身イチゴ衣装”で登場。新作フラペチーノに「口に入った瞬間にイチゴ越え!」と興奮気味に語った。
■初めての食材を使った新フレーバー “映え”ではなく“季節感”がテーマ
日本と馴染みの深い食材と、スタバらしさをミックスした、新しいフレーバーも数多く登場した。“秋の味覚”を使ったフラペチーノでは、『キャラメリー ペアー フラペチーノ』(8月31日発売)の「洋梨」と『クリスピー スイート ポテト フラペチーノ』の「さつまいも」は、スターバックス ジャパンでは初めて使う素材。
競業他社も季節限定商品はどうしても食材がかぶってしまう。「どうスターバックスらしさを出しながら、変化を加えた商品を提供できるかがポイントになる」と奮起。消費者には「季節を感じてほしい」という思いのもと、トッピングや組み合わせる食材に試行錯誤を重ねて開発した。
ホリデーシーズンが終わり、今月26日から新登場した『ゴマ ゴマ ゴマ フラペチーノ』では「ゴマ」を主役に作られた。ゴマの持つ香ばしさが引き立つよう、黒ゴマソースとトッピングのサブレを採用。“お正月”“和”から「書き初め」を連想させ、フラペチーノで表現。
■花見、ハロウィン、クリスマス…イベントごとをとことん楽しむ商品
1年を通して、スタバ恒例のイベントに絡めた商品はファンからも注目が高い。特別な日になるように、飲むシーンを思い描いた商品作りも今年の特徴といえそうだ。
春のSAKURAシーズンに登場したのは『さくら ストロベリー ピンク もちフラペチーノ』(2月15日発売)。カップの中とホイップにトッピングした道明寺粉を使ったもちもち食感に、「桜餅の味がする!」とネットでもその新感覚にハマった声も多数あった。
SNSとマッチした展開を見せたのは10月に登場した『ハロウィンウィッチ フラペチーノ』と『ハロウィンプリンセス フラペチーノ』。昨今盛り上がっている日本での“ハロウィン仮装”をモチーフに作られ、仮装をしなくてもハロウィン気分を楽しめる商品となった。
発売前には、公式アカウントのツイート「#なりきりフラペチーノ」をリツイートすると、どちらのフラペチーノがオススメか提案してくる告知がツイッターで話題に。22.2万リツイートを記録し、トレンド入りも果たした。
12月のホリデーシーズンを盛り上げたのは、『クリスマス ストロベリー ケーキ フラペチーノ』(11月1日発売)、『ホワイト チョコレート スノー フラペチーノ』(11月22日発売)、『ピスタチオ クリスマスツリー フラペチーノ』(12月1日発売)。それぞれ、クリスマスに欠かせないアイテムの「クリスマスケーキ」「雪」「ツリー」をイメージして商品化。デザート感溢れるフレーバーと写真映えする華やかな3種となった。
今年の商品を振り返ってみると「ワクワクする特別なご褒美感」がすべての商品に隠れていたように感じる。イチゴや抹茶、チョコレートなどの人気のフレーバーは抑えつつ、新しいチャレンジも見られた2018年。新年最初のフラペチーノはどんなワクワクを届けてくれるのか、楽しみだ。