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「なんで妹は可愛いのに私だけ…」幼少期に姉妹間の顔面格差を自覚、小5で整形した女性「“整形=悪”の風潮を壊したい」

2022-11-04 07:30 eltha

 小学5年生の頃に二重整形をして以降、現在までに総額1000万円を費やしてさまざまな施術を重ねてきたインフルエンサーの地雷チャンさん(@zirazyo_)。「あま津うに」名義で、声優やアニソン歌手としての活動を経て、現在は会社経営者に。そんな彼女がTikTokに投稿した整形ビフォーアフター動画は260万再生を超え「全然整形に見えん自然すぎる」「1000万円でこんなに完成するなんて」「佐々木希じゃん」などと多くのコメントも寄せられるほど話題になっている。整形を決意したきっかけや整形したことでの自身の価値観の変化などなどについて話を聞いた。

地雷チャンさんのビフォーアフター(本人画像提供)

地雷チャンさんのビフォーアフター(本人画像提供)

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■整形を理由にいじめも…「『可愛くなったことを僻んでるんじゃない?』と気にしなかった」

――初めての整形は小学5年生のときで、二重の施術をしたそうですが、整形をしようと思い始めたのはいつ頃で、どのようなきっかけだったのでしょうか?

【地雷チャン】実は小学3年生か4年生くらいの頃からアイテープなどで二重のクセづけをしていたんです。昼間はテープで二重にして、夜は二重にくせづけるノリを毎日塗って。まぶたが結構重かったので、なかなかきれいな二重にはならなくて…。そんなときに整形があることを母親から教えてもらって、やりたいってお願いをしてやったのが最初ですね。

――ご家族はどういう反応でしたか?

【地雷チャン】もともと芸能界に入りたいという思いが強かったので、将来の仕事につながるという点では、ビジュアルはいいほうがいいということで賛成してくれた感じでした。ちなみに、お父さんはネットを見ないし単身赴任で家にいないことが多かったので、私が整形していることをたぶん未だに知らないです(笑)。

――学校の友人は、当時どんな反応でしたか?

【地雷チャン】いじめられましたね。整形がらみで、陰口も結構叩かれました。小学生や中学生の頃って、人と違うとか、くだらないことでいじめの対象にするじゃないですか。だから、ポジティブな印象はまったくなかったですね。

それでも整形への後悔はまったくありませんでした。「可愛くなったことを僻んでるんじゃない?」って思っていましたし、もっと可愛くなりたかったので人のことは基本気にしないでいました。

――顔が可愛くなりたいと感じたのは、どういったきっかけがあったのでしょうか?

【地雷チャン】理由は、2個下の妹がめちゃくちゃ可愛いからです。幼稚園くらいのときから「妹は顔が可愛いけど自分は可愛いくない」という自覚がありました。妹は有村架純と新垣結衣に似ている感じで、中学生のときは学校全体のなかで一番の美少女って言われていて、1年に20人とか30人に告白されるレベルだったんです。

生まれたときから女優顔でパーツがすべて整っていて、大人たちから「妹さん可愛いね」って褒められるのをいつも近くで見てきました。自分は顔を一切褒められないけど妹はすごく褒められるというのを肌で感じていていました。

■「自分の好きな人に“中身”を知ってもらう確率が増えた」整形後の変化

現在の地雷チャンさん、整形後は1年で20人から告白されたという(本人画像提供)

現在の地雷チャンさん、整形後は1年で20人から告白されたという(本人画像提供)

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――整形をしたことで、自身の恋愛観や人生観にはどのような変化がありましたか?

【地雷チャン】中学生のときはいじめられていたのもあって彼氏もできたことがなかったし、男性を好きになったとしても恋愛対象どころか友達にすらなれないレベルでしたが、高校生になって、鼻を3ヵ所くらいと目や輪郭まですべてを整形して、顔が変わったことで、初対面でモテることは増えましたし、いろんな人に褒めてもらえるようにもなりましたけど、一番大事なのはそこではなくて、自分が好きになった人に中身を知ってもらえる確率が増えたことなんです。ずっと誰とも両想いになれなかった人生が、見た目を変えたことで自分が好きになった人にはほぼ100%振り向いてもらえる人生になったので、180度変わりましたね。

――人生観の変化はどうですか?

【地雷チャン】精神的に落ちるところまで落ちることがなくなりましたね。例えば、仕事で不本意なミスがあったりとか、芸能活動であんまり数字がつかなかったりとかしたときでも、「顔が可愛いからなんとか幸せに生きていけるでしょう」と思えるようになりました。底にある強さというか心の持ちようが変わりました。

――これまでに整形に1000万円を投資されたそうですが、“見た目”として一番変化を感じた、あるいは自分の顔に自信が持てた施術は何ですか?

【地雷チャン】一番のコンプレックスだった顎を削った施術ですね。ハロプロやAKBに入りたかったんですけど書類審査が通らなくて、この顔は可愛くならないという認定をされたんだろうなと私は思っていて…。歌やダンスを一生懸命練習しても、そもそもまずそれを見てもらえないのは絶対に顔がダメだからなんです。なかでも私は特に輪郭や顎が気になっていたので、そこが一番変わったなという想いはあります。

■「整形で可愛くなっても価値がない」そういった古い風潮を変えていきたい

――「あま津うに」として声優やアニソン歌手として活動後、現在は会社経営の傍ら3次元キャラクター「地雷チャン」としての活動もスタートと、多方面で活躍されていますね。

【地雷チャン】仕事が大好きですし、レベルアップしていくのが楽しいんです。今の社会では、男性のほうが優れているみたいな考えはもう古い。だから、そこをぶち壊していきたいという想いもあって、社員も今は女性しかしなくて、強い女性だけで構成する会社みたいな感じでやっています。

――ご自身の整形ビフォーアフターを公表したTikTok投稿にはたくさんの反響が寄せられていますが、そのことについてはどう感じていますか?

【地雷チャン】叩かれるかなと思ったんですけど、思ったよりもポジティブなコメントが多くて驚きました。

――SNSで整形を公表しようと思ったのはなぜですか?

【地雷チャン】私が整形を公表して伝えたいのは、整形をして顔が変わると人生がすごく変わるということと、でも顔が可愛いだけでは結局幸せにはなれないから、やるべきことは中身を磨くことで、そのプラスアルファーとして顔が可愛いというのがあればいいよねということです。

世間ではまだ「天然で可愛いことに価値がある」とか「整形で可愛くなったことに価値はない」という風潮があったり、芸能界でも「こいつは整形しただろう」って叩かれたりすることがあるじゃないですか。そこから「整形って悪いことなんだ」「整形をするとこうやって叩かれるんだ」と感じてしまう女性もいると思うんです。私はそういうのがすごくくだらないと感じていて。整形でこんなに前向きになれるんだよって伝えたかったんです。整形へのネガティブな風潮は古いし、整形をするのはまったく悪いことではない。私は整形をして実際にこれだけ人生が変わりましたから。

――なるほど。地雷チャンが考えるコンプレックスと向き合うことで大切なことは何でしょうか。

【地雷チャン】一番大事なのは“人と比べないこと”ですかね。SNSとか見ていると、可愛い子がいっぱいいて、なんで自分はって思うこともあるかもしれないけど、別に人と比べる必要なんてないし、モテる必要だってないと思います。

コンプレックスって、最後はもう自分の感覚の持ちよう。それこそ、顔を変えたけど中身が変わっていないから満足できずに、整形依存症になるところまでいってしまう人って結構いるんです。顔が変わるとか垢抜けるとかっていうタイミングで、心の余裕とか中身とかも磨いていかないと、一生コンプレックスは治らないなと感じます。

――今後はどのような活動をしていきたいですか?

【地雷チャン】インフルエンサーとして影響力を持って、プロデュースする人などを有名にしたり、バズった知識をもとにいろんな人にいろんなことを教えてあげたりといったことを精力的にやっていきたいなと考えています。

あとは一定の年齢まで結婚ができなかったら、「バチェロレッテ」になるという目標があるので、それも結構自分のなかで毎日が楽しくなる要素になっています。嫌なことがあっても、プライベートで何かを失っても、「私はバチェロレッテになる!」みたいな想いがありますから(笑)。



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