夫に別居を切り出された妻…7ヵ月の別居生活後「やっぱり一緒に住まない？」と衝撃の一言、妻の決断とは

　夫に「別居しよう」と切り出され、夫婦別居生活を続けていた望月ゆたさん（@mochizukiyuta）。しばらくして「やっぱり一緒に住む？」という夫の提案をきっかけに、現在は夫婦2人で地方へ移住し、知らない土地での生活をスタートさせている。周囲からは「夫に振り回されすぎ」「もっと話し合ったほうがいい」など様々な意見をもらったというが、あくまで大切なのは「自分たちの『楽しい人生』を選んで、納得して生きていくこと」だと話す。

■「なんだか拍子抜け」別居から7ヵ月で再び2人で暮らすことに

ーー別居を切り出された夫から再び同居の提案をされたとき、どのような気持ちになりましたか？

「夫からは、最低2年は別居したいと言われていたので、もっと長期になる覚悟をしていたのですが、蓋を開けてみたら別居して7ヵ月で『もう一回一緒に住もう』と言われ、なんだか拍子抜けしました。ですが、別居したことによって夫の中で何かが納得できたのか、腑に落ちたのか、また一緒に暮らしたいという想いになってくれたことは嬉しかったです」

ーー別居していたことを知る周囲の人々に「再び同居することになった」と報告したとき「もっと話し合ったほうがいい」など、様々な意見をもらったそうですね。周囲の声を聞いて、あらためてどんなことを感じましたか？

「話し合いはしていても、していなくても、夫の意見に同意した時点でそれは『私も（同意することを）選んだ』『私も（夫の意見に）納得した』ことなので、それはつまり”2人で決めたこと”と同等の意味だと考えています。なので、私たち夫婦的には『もっと話し合いをした方がいい』や『夫に振り回されている』と言われても、『そんなことないけどな〜』と感じています」

ーー再び別居することになったら、どうするか。一緒に住む上で夫さんとはどのようなことを話し合いましたか？

「また別居することになってもそれはそれでまた人生だな、と思っているのですが、別居時と別居解消時に家具や家電を買ったり捨てたりしていたので、次はなるべく長く使えるように長く一緒に暮らしていけると良いねという話はしました。その上で、次に住む家は部屋数を増やして各自の部屋にそれぞれベッドも置いて、お互いがストレスのたまらない距離感で一緒にいられる工夫をしようということも話しました。お互い一緒にいることがとても楽しいので、前に2人で住んでいた家は常に2人一緒にいられる間取りだったのですが、別居期間中、お互い1人の時間や程よい距離感を確保することも大切だと学習しました」

■『私たち夫婦はその人生で楽しいか？』大切なものを見失わない選択

ーー同居をする上での夫婦間の決め事は、どんなルールを設定しましたか？　そのなかでも、どういうルールを設けたことで、過ごしやすくなったと感じましたか？

「以前はちょっとした家事は『気がついた方がやる』ルールだったのですが、それを廃止して新たな役割分担をより細かく設定しました。元のルールだと私が気がつかなくてやらないからです（笑）。また、夫が1人で静かにしたいときなどを察してあげることが私には難しいので、夫に『今は静かにして』などと、言葉にして伝えてもらうようにお願いしました。小さなことですが、この二つのおかげで夫の負担が減り2人とも暮らしやすくなったかなと思っています」

ーーさまざまな夫婦のかたちがあるなかで、抱えている悩みも千差万別だと思います。ときに周囲の声、世間体が気になることもあるかと思いますが、夫婦として歩んでいくためには、どのようなことが重要だと言えるでしょうか？

「自分たちで自分たちの『楽しい人生』を選んで、納得して生きていくことが、私たち夫婦にとっては重要です。周りの方々からご意見をいただいたときも、『私たち夫婦はその人生で楽しいか？』ということを考えます。悩んでしまうことももちろんありますが、皆さんも夫婦間にある人生において大切にしたいもの（私たちで言えば「楽しいということ」）を大切に、見失わないようにすることが重要なのかなと思います」

【Instagram】Instagram https://www.instagram.com/mochizukiyuta/

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2023-05-13