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吉川ひなの ロングインタビュー「“何を取り入れられるか”ではなく“何を捨てられるか”」

吉川ひなの ロングインタビュー「“何を取り入れられるか”ではなく“何を捨てられるか”」

“何を取り入れられるか”ではなく“何を捨てられるか”

――2度目の結婚式をした2013年には初めてプロデュースしたウエディングドレス「lino」を発売されましたが、制作は順調でしたか?
吉川 初めて作るということもあって、やりたいことを全部入れてもらったので、最終段階のサンプルは、現在のデザインよりもたくさんの刺繍が付いていたんです。でも試着したとき「何か違うな」って思ってしまって。言いにくいな、どうしようかな、もう時間もないし、とか色々考えちゃって。

 それでも勇気を出して「ゴメン、この刺繍全部とれる?」って言ったんです。もうスタッフもみんなシーンと静まり返り「え? 今から?」と固まってしまって。「もうサンプルも間に合わないしどうするの? ここまで作ってきて突然?」とみんなパニック状態で、本当に気まずかった。今だから笑って話せるけれど、マネージャーさんたちも「今、それを言っちゃう?」って青くなっていました(笑)。でも花嫁さんの素敵な笑顔とか考えていたら、シンプルでいいんだって思えたんです。それからのすべての考えが変わった、運命のドレスでした。

――以前の吉川さんだったら、ファンの方も刺繍があしらわれているドレスをイメージしていたかもしれないですね。
吉川 そうですね、10年前なら刺繍がたくさん付いたままだったかもしれないですね。今は“何を取り入れられるか”ではなく“何を捨てられるか”ということを一番に考えているようになったと思います。
――「シンプル主義」への転換は、出産や子育てを経験したからこそなんでしょうか?
吉川 どうなんだろ? それがドレスにつながったかどうかはわかりませんが、娘がただそこにいてくれるだけで、可愛いとか幸せとか思います。今までは自分が“人生の主役”だったので、細かい人間関係や些細なことに動揺したりビックリしていたんですけどね。

――対人関係の価値観も変わってきたと?
吉川 そうですね。今までは威圧感を感じていたような年上の男性の方でも、今は「この人もベビーだったのかぁ。立派に成長されたんですね」って感じる目線が生まれたんですよ(笑)。そう思えるようになると、相手の言葉も自然に言葉がスッと入ってくるようになって。色々と楽になりました。
――すっかりママの目線ですね。ウエディングドレス以外にも多くのプロデュース業をこなしていますが、今後やりたいことやチャレンジしたいことはありますか?
吉川 今、本当に色々やらせていただいていて幸せなんです。でもできるなら、ハワイヨガが本当に最高なので、ヨガのティーチャーズトレーニングなどに出て、インストラクターの資格を取ってみたいかな。

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