「優秀な編集者というのは、読者の小さい声を拾う耳を持っていると思うんです」。そう語る軍地さんは、『ViVi』(講談社)編集部時代、のべ1万8000人もの女子を街角取材したそう。「どんな仕事でもそうですが、ベタなことが大事」。この“ベタなこと”を積み重ねた経験が、現在エディトリアル・ディレクターを務める『Numero TOKYO』(扶桑社)でも活きている。そしてもうひとつ、「いつも気をつけているのは“真横で聞く”姿勢を持つこと。正面でも、上からでも下からでもなく、読者の真横に座って寄り添うように聞くことを大事にしています」。
ファッショントレンドの仕掛け人・軍地彩弓さんに聞いた“女性の働き方”
2016-01-15 eltha
『GLAMOROUS』(講談社)や『VOUGE girl』(コンデナスト・ジャパン)など人気雑誌を世に送り出し、セレブブームや“エイジレス”など数々の流行を生み出してきた、ファッション・エディターの軍地彩弓さん。ファッション界の第一線で活躍し続ける彼女の仕事に対する姿勢には、働く女性が“キレイに咲くための秘訣”がいっぱい。今回は、オン・オフ両面でのファッションへのこだわりや、仕事パフォーマンスを発揮するためのマストアイテムなど、気になるあれこれを伺いました。
■大切にしてきた“真横で聞く”という姿勢
数々の流行を生み出してきた女性編集者の、結果を生み出す秘訣―
「約1万8000人の女子に会いました」
「優秀な編集者というのは、読者の小さい声を拾う耳を持っていると思うんです」。そう語る軍地さんは、『ViVi』(講談社)編集部時代、のべ1万8000人もの女子を街角取材したそう。「どんな仕事でもそうですが、ベタなことが大事」。この“ベタなこと”を積み重ねた経験が、現在エディトリアル・ディレクターを務める『Numero TOKYO』(扶桑社)でも活きている。そしてもうひとつ、「いつも気をつけているのは“真横で聞く”姿勢を持つこと。正面でも、上からでも下からでもなく、読者の真横に座って寄り添うように聞くことを大事にしています」。
■ファッションは生活の“潤滑油”
「苦手だった」過去があるから、冷静に「おしゃれ」と向き合えた−
テーマカラーは“黒子”の黒
編集者という仕事に対して、タレントさんなどの才能を見出して世に送り出す“裏方”や“黒子”というイメージを持っているという軍地さん。このことから、普段は黒色の服を着ることが多いそう。黒コーデの中に1ヶ所、メガネで差し色をするのがこだわりだとか。
■私を変えてくれたメガネ
「コンプレックス」をカバーし、生活の一部になったメガネ−
メガネ選びは“輪郭×フレームの形”
軍地さんにとってファッションアイテムとしても欠かせないメガネ。帽子やアクセサリーと並んで着こなしのワンポイントに効果的なアイテムだけど、選び始めると悩んでしまいがち。そこで軍地さんに選び方のコツを聞くと、「なんといっても自分の顔の輪郭に合うフレームを見つけることが一番」だそう。自身は、「丸顔だからスクエアは合わないなど、だんだん自分の顔に合う形が分かってきました」。
■ファッションも生活も“ストレスフリー”
ダメな時は“引きこもる”、自然体で挑戦し続けるオリジナルメソッド−
“人に会いたくなるまで引きこもる”
迷いなくキャリアを重ねてきた印象がある一方で、「私は何でもスパスパ決めているように思われますが、意外と悩むことも多いんです」という一面も。「どうしてもダメな時は家に篭って、ふつふつと人に会いたくなったらまた外に出て行く」という、自分に正直なスタンスで乗り越えてきたそう。「ノームコアやスニーカー人気を見てもわかるように、ファッションをはじめ、これからは世の中全体がストレスフリーになっていくと思います。生活で感じるストレス頻度も最小限にするべき。その意味でも『JINS SCREEN』は、私にとってストレスを軽減するためのマストアイテムです。働く女性が肩こりや目の痛みから解放されるアイテムとしてお勧めしたいですね」。
『JINS SCREEN』(ジンズ スクリーン)
ブルーライトカットメガネ『JINS SCREEN』は、自然な見た目で普段遣いしやすい「DAILY USE」、パソコンやスマートフォンを長時間使う人に最適な「HEAVY USE」、寝る前のスマートフォン使用に向けた安眠対策モデル「NIGHT USE」の3種類。価格は税別3900円〜5900円(度なしパッケージタイプ。度付きブルーライトカットレンズへの変更は、+税別6000円)。全国の JINS店舗、JINS オンラインショップ、JINS楽天市場店などで発売。
公式サイト:http://www.jins-jp.com/
軍地彩弓
大学在学中よりフリーペーパーや雑誌の製作に携わり、卒業と同時に雑誌『ViVi』でファッションライターとして15年活動。その後、雑誌『GLAMOROUS』ファッションディレクター、『GQ』編集長代理、『VOGUE girl』創刊・クリエイティブディレクターとして尽力。2014年にはドラマ「ファーストクラス」にてファッション監修を務める。現在は雑誌『Numero TOKYO』のエディトリアル・ディレクターとして活躍する傍ら、自身の会社、gumi-gumiの代表取締役を務める。
数々の流行を生み出してきた女性編集者の、結果を生み出す秘訣―
「優秀な編集者というのは、読者の小さい声を拾う耳を持っていると思うんです」。そう語る軍地さんは、『ViVi』(講談社)編集部時代、のべ1万8000人もの女子を街角取材したそう。「どんな仕事でもそうですが、ベタなことが大事」。この“ベタなこと”を積み重ねた経験が、現在エディトリアル・ディレクターを務める『Numero TOKYO』(扶桑社)でも活きている。そしてもうひとつ、「いつも気をつけているのは“真横で聞く”姿勢を持つこと。正面でも、上からでも下からでもなく、読者の真横に座って寄り添うように聞くことを大事にしています」。
「苦手だった」過去があるから、冷静に「おしゃれ」と向き合えた−
おしゃれは頭を使う。でも楽しい
「もともと、おしゃれは苦手だった」と意外な一面を見せる軍地さん。「だからこそ、どうすればおしゃれになれるのか、組み合わせやバランスなどを客観的に分析するクセが身につきました」。その“クセ”のお陰で、雑誌作りの際には、読者にわかりやすく着こなし方を解説することができたと言う。このように仕事としてファッションと向き合ってきた軍地さんだからこそ、「ファッションは頭を使う知的な作業」と分析しつつ、「でも、おしゃれをすると元気になり、生活が豊かになります。女の子には、おしゃれと仕事は両立して当たり前というくらい、きちんと楽しんでほしいです」。
「もともと、おしゃれは苦手だった」と意外な一面を見せる軍地さん。「だからこそ、どうすればおしゃれになれるのか、組み合わせやバランスなどを客観的に分析するクセが身につきました」。その“クセ”のお陰で、雑誌作りの際には、読者にわかりやすく着こなし方を解説することができたと言う。このように仕事としてファッションと向き合ってきた軍地さんだからこそ、「ファッションは頭を使う知的な作業」と分析しつつ、「でも、おしゃれをすると元気になり、生活が豊かになります。女の子には、おしゃれと仕事は両立して当たり前というくらい、きちんと楽しんでほしいです」。
編集者という仕事に対して、タレントさんなどの才能を見出して世に送り出す“裏方”や“黒子”というイメージを持っているという軍地さん。このことから、普段は黒色の服を着ることが多いそう。黒コーデの中に1ヶ所、メガネで差し色をするのがこだわりだとか。
「コンプレックス」をカバーし、生活の一部になったメガネ−
メガネは生活に欠かせないもの
「外見にコンプレックスがあったこともあり、メガネは自分を変えてくれる道具でした」。そんな理由から、中学生の頃からメガネに憧れがあったそう。活字中毒の軍地さんは、今では「トイレやお風呂もずっと本と一緒じゃないとだめで。生活にメガネは欠かせません」というほど。お気に入りを徹底的に使い倒すことも多いそうです。
「外見にコンプレックスがあったこともあり、メガネは自分を変えてくれる道具でした」。そんな理由から、中学生の頃からメガネに憧れがあったそう。活字中毒の軍地さんは、今では「トイレやお風呂もずっと本と一緒じゃないとだめで。生活にメガネは欠かせません」というほど。お気に入りを徹底的に使い倒すことも多いそうです。
軍地さんにとってファッションアイテムとしても欠かせないメガネ。帽子やアクセサリーと並んで着こなしのワンポイントに効果的なアイテムだけど、選び始めると悩んでしまいがち。そこで軍地さんに選び方のコツを聞くと、「なんといっても自分の顔の輪郭に合うフレームを見つけることが一番」だそう。自身は、「丸顔だからスクエアは合わないなど、だんだん自分の顔に合う形が分かってきました」。
愛用メガネ『JINS SCREEN』は、仕事の大切なパートナー
「圧倒的にラクになる」と、軍地さんが愛用しているのが『JINS SCREEN』。目を酷使する職業柄、疲れ目からくる頭痛・肩こりに悩まされていたのが、『JINS SCREEN』を使い始めて、これだけ違うのかと感心したそう。「リニューアルする前からずっと愛用していたんですが、新しくクリアレンズの『DAILY USE』タイプにしたことで、写真の色をこまかく見る仕事の時も使えるようになり、とても助かっています。パソコン作業の多い方など、働く女性にはオススメですね」。
「圧倒的にラクになる」と、軍地さんが愛用しているのが『JINS SCREEN』。目を酷使する職業柄、疲れ目からくる頭痛・肩こりに悩まされていたのが、『JINS SCREEN』を使い始めて、これだけ違うのかと感心したそう。「リニューアルする前からずっと愛用していたんですが、新しくクリアレンズの『DAILY USE』タイプにしたことで、写真の色をこまかく見る仕事の時も使えるようになり、とても助かっています。パソコン作業の多い方など、働く女性にはオススメですね」。
ダメな時は“引きこもる”、自然体で挑戦し続けるオリジナルメソッド−
迷いなくキャリアを重ねてきた印象がある一方で、「私は何でもスパスパ決めているように思われますが、意外と悩むことも多いんです」という一面も。「どうしてもダメな時は家に篭って、ふつふつと人に会いたくなったらまた外に出て行く」という、自分に正直なスタンスで乗り越えてきたそう。「ノームコアやスニーカー人気を見てもわかるように、ファッションをはじめ、これからは世の中全体がストレスフリーになっていくと思います。生活で感じるストレス頻度も最小限にするべき。その意味でも『JINS SCREEN』は、私にとってストレスを軽減するためのマストアイテムです。働く女性が肩こりや目の痛みから解放されるアイテムとしてお勧めしたいですね」。
■商品概要
ブルーライトカットメガネ『JINS SCREEN』は、自然な見た目で普段遣いしやすい「DAILY USE」、パソコンやスマートフォンを長時間使う人に最適な「HEAVY USE」、寝る前のスマートフォン使用に向けた安眠対策モデル「NIGHT USE」の3種類。価格は税別3900円〜5900円(度なしパッケージタイプ。度付きブルーライトカットレンズへの変更は、+税別6000円)。全国の JINS店舗、JINS オンラインショップ、JINS楽天市場店などで発売。
公式サイト:http://www.jins-jp.com/
Profile
大学在学中よりフリーペーパーや雑誌の製作に携わり、卒業と同時に雑誌『ViVi』でファッションライターとして15年活動。その後、雑誌『GLAMOROUS』ファッションディレクター、『GQ』編集長代理、『VOGUE girl』創刊・クリエイティブディレクターとして尽力。2014年にはドラマ「ファーストクラス」にてファッション監修を務める。現在は雑誌『Numero TOKYO』のエディトリアル・ディレクターとして活躍する傍ら、自身の会社、gumi-gumiの代表取締役を務める。
(写真:勝又義人)