<山陰山陽編>旅先で飲みたい♪おすすめ日本酒
2018-02-15 eltha

01 島根に行ったら『石見銀山(いわみぎんざん)』
一宮酒造
『石見銀山 特別本醸造』
若手の女性蔵元杜氏が醸す、真心溢れる良酒。
『石見銀山 特別本醸造』
若手の女性蔵元杜氏が醸す、真心溢れる良酒。

「すっきりとした飲みやすさと辛口のキレの良さがありつつ、お米の豊かな味わいも感じられる一本です。清酒の原料米やリキュールの原料など、地元・大田市産にとことんこだわっているのも、ぜひその土地で味わってもらいたい理由です」(青砥さん※以下同)。
肴はイカの塩辛が好相性。
酒造好適米「五百万石」を吟醸並みの60%まで精米し、三瓶山の麓から湧き出る伏流水で仕込み、長期低温熟成で醸造。新酒の風味をそのままの状態で届けるために、熟成後は活性炭を一切使用しない無濾過にこだわっているという。
肴はイカの塩辛が好相性。
酒造好適米「五百万石」を吟醸並みの60%まで精米し、三瓶山の麓から湧き出る伏流水で仕込み、長期低温熟成で醸造。新酒の風味をそのままの状態で届けるために、熟成後は活性炭を一切使用しない無濾過にこだわっているという。
02 広島に行ったら『本洲一(ほんしゅういち)』
梅田酒造場
『本洲一 無濾過純米吟醸』
広島県産の酒造好適米「千本錦」を60%精白し、広島吟醸酵母で仕込んだ風味豊かな純米吟醸酒。
『本洲一 無濾過純米吟醸』
広島県産の酒造好適米「千本錦」を60%精白し、広島吟醸酵母で仕込んだ風味豊かな純米吟醸酒。

「フルーティーな吟醸香と個性的で豊かな味わい、スッキリとしたキレの良さは食事との相性もばっちりです。造り手の技術の高さを感じ取れる一本。クリーミーな牡蠣と好相性なので、ぜひ一緒に堪能してください」。
こちらの酒蔵では、本醸造や純米酒、吟醸酒でも、大吟醸と同等の酒質を目指しているという。
こちらの酒蔵では、本醸造や純米酒、吟醸酒でも、大吟醸と同等の酒質を目指しているという。
03 山口に行ったら『裏原田(うらはらだ)』
はつもみぢ
『裏原田 純米吟醸 無濾過生原酒』
利き酒名人でもある杜氏が、初めて日本酒を飲む人向けに生み出した一本。
『裏原田 純米吟醸 無濾過生原酒』
利き酒名人でもある杜氏が、初めて日本酒を飲む人向けに生み出した一本。

みずみずしくフルーティーな香りで、フレッシュかつすっきりとした飲み口と米本来の自然な甘みが楽しめる。
「山口の水と米にこだわり抜いた、山口生え抜きの純米酒です。白身魚の刺身やカルパッチョと合わせるのがおすすめ」。
「山口の水と米にこだわり抜いた、山口生え抜きの純米酒です。白身魚の刺身やカルパッチョと合わせるのがおすすめ」。
その土地、その土地の豊かな自然の恩恵によって造られる地酒。全国的には知られていなくても、日本各地には造り手の思いがこもった地酒がたくさん。せっかく足を運んだなら、その土地の食材とともに、ぜひ味わってみて。
Profile
青砥秀樹(あおと ひでき)
島根県・青砥酒造で6年間、酒造りに従事し、ゼロから造り出した新銘柄「蒼斗七星(あおとしちせい)」で日本酒業界に多くのファンを生み出した。青砥酒造を退社後、日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET」を運営するリカー・イノベーションに入社。現在は商品管理・開発責任者として、「KURAND SAKE MARKET」で扱う日本酒を厳選。蔵元と共同でオリジナルの日本酒を企画・開発する。造り手と伝え手、その両側面から日本酒を深く知る。
公式サイト:KURAND CLUB(クランドクラブ)
青砥秀樹(あおと ひでき)
島根県・青砥酒造で6年間、酒造りに従事し、ゼロから造り出した新銘柄「蒼斗七星(あおとしちせい)」で日本酒業界に多くのファンを生み出した。青砥酒造を退社後、日本酒専門店「KURAND SAKE MARKET」を運営するリカー・イノベーションに入社。現在は商品管理・開発責任者として、「KURAND SAKE MARKET」で扱う日本酒を厳選。蔵元と共同でオリジナルの日本酒を企画・開発する。造り手と伝え手、その両側面から日本酒を深く知る。
公式サイト:KURAND CLUB(クランドクラブ)