実際、久さんが経営するサロンを訪れるのは、エステを受けるというより、身体を整えるために来る人たちがほとんどだという。確固たる信念のもと、美容と健康に向き合う久さんだが、彼女自身もそのおかげで若々しく、見るからに健康的。その美脚ぶりは、とても46歳とは思えないほどだ。聞けば、ストイックになりすぎない程度のこだわりがたくさんあるんだそう。
「運動は大っキライなので、まったくしません(笑)。夏にSUP(スタンドアップパドルボード)だけはやるんですけど、日焼け止めも塗らないのでいつも真っ黒に焼けちゃって、よく怒られます(笑)。体型維持のためにやっていることといえば…緊張感を持つために、つねにミニスカートで脚を出すこと、発酵食品をたくさん摂ること。あと、身体が歪むことは意識してやらないこと。なんでも美味しく食べて、無理な運動をしすぎないこと、我慢をしないことが大切ですね」
さまざまな出来事があった過去も、「当時はそれが当たり前だったので、『大変だったでしょう?』と言われても、私自身はよくわからないんですよ」と笑いながら話してくれた久さん。波乱の人生を生き抜いた強さは今、美と健康への探求心、そして彼女自身の内面の美しさへと昇華している。
最後に、初心者にも始めやすいリンパマッサージの方法を教えてくれた。
「お風呂に入ったときに、湯船の中で足首を回すことと、足指と足の裏をたくさん触ることから始めるのがいいと思います。足の裏にはツボもありますけど、とても細かいリンパ網があるんです。無理に押さなくていいので、しっかり押し指先からかかとに向かって撫でていくだけで足はかなりラクになりますよ。足は体の土台ですから! みなさんもぜひ、やってみてくださいね」
(文:川上きくえ)